- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県野木町
- 広報紙名 : 広報のぎ 2025年11月号
~不法投棄に思う~
川田地区 広報連絡委員 豊田 貢
今年度から「環境委員」になりましたが、指定ごみ袋(もやすしかないごみ)への変更がスタートされました。これを受け、自地域のごみ集積所に出される指定ごみ袋の使用状況を調べた結果、4月に始めた当初は70%程度でしたが、徐々に使用率が上がり今では90%位までに達しました。
しかしながら、一部に従来のごみ袋のまま出されているものがあり、ごみ収集されず置きごみになり蓄積されます。それを見かねて自治会の掃除当番の方々が、わざわざ指定ごみ袋を持参して入れ直したり、ごみの分別がされていない(危険物混合)袋の中身を仕分けしているのが実状です。皆さん持ち回りで掃除当番しているのだから、状況を理解し人に迷惑を掛けないということを念頭においてほしいものです。10月には2回目の資源物・もやすしかないごみの排出状況の調査も実施しました。
また、5月には野木町環境委員会と平成会(不法投棄監視員)ならびに町生活環境課の計40人以上の参加人員にて、野木町の各ポイントの廃棄物不法投棄一斉監視が実施されました。初めて参加し集めたごみの多さ(軽トラ9台分)に驚きました。恐らく昼時になると道路脇の木陰に車を止め、食事をした弁当の殻やペットボトル等を林の中へ投棄しているのが実態と思われます。
先日も毎日の散歩道の脇にビールの空き缶等が捨てられているのが目立ち、ごみ袋持参で拾いながら散歩しました。運転手は木陰に車を止め、飲酒した後車を運転して行くという行動をとっているようで、これは不法投棄のみならず飲酒運転という立派な犯罪行為です。残念ながら、我々には飲酒も含めそれを阻止する権限はありません。
