くらし 山本一太の知事コラム

■世界とつながる群馬へ
5月1日から8日まで、米国のネブラスカ州とインディアナ州を訪問しました。両州と深い関係を築き、そして群馬県のさらなる発展に向けた重要な議論を行うなど、非常に有意義な時間となりました。
インディアナ州では、今年1月に就任したマイク・ブローン知事と日本の都道府県知事として初めての会談を行いました。ブローン知事とは、ホルコム前知事と同様、群馬県とインディアナ州との友好関係をより一層深めていくことで合意しました。またSUBARUをはじめとしたインディアナ州に進出している群馬県企業が地域社会に貢献していることについて、州知事が大変評価し、大きな関心と期待を寄せていただいていることが分かりました。この他、会談に先立ち行われた群馬県企業との意見交換で「現場の生の声」を聞き、現地操業の状況や課題を把握することができました。
ネブラスカ州でも、一昨年の日米中西部会で関係を構築したジム・ピレン知事と会談し、群馬県とネブラスカ州とのさらなる関係強化と新たな連携の可能性を見い出すことができました。
相互関税や自動車関税などの措置により、群馬県経済への影響が懸念される中、米国の2人の州知事と会談し、率直な意見交換ができたのは、これまで積み重ねてきた関係構築によるものです。
「群馬の未来はグローバルなつながりの中にある」と私は確信しています。今後も知事自らが先頭に立ち、群馬県の取り組みを世界に発信し、群馬県の新たな飛躍につなげてまいります。