- 発行日 :
- 自治体名 : 群馬県前橋市
- 広報紙名 : 広報まえばし 2025年9月1日号
〔笑顔でゆっくり優しい声かけ〕~認知症とともに笑顔で~ おれんじレター
◆Vol.3 認知症カフェ・本人ミーティング
高齢者の約5人に1人が認知症になると推計された令和7年が到来し、いまや認知症は誰もがなりうる身近なもの。このコーナーでは認知症に関する情報を届けます。
認知症は目に見えない病気のため周囲の人に理解してもらえず、地域社会から孤立してしまうことも。そのような課題を解消するために、各自治体が「認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」を目指し、認知症の本人やその家族、地域の人が気軽に集える「認知症カフェ」や本人同士が思いを語り合う「本人ミーティング」に取り組んでいます。
◇認知症カフェ「まえばしおれんじカフェ 〜認知症を語ろう〜」
多くの自治体で運営されている認知症カフェ。本市では「まえばしおれんじカフェ〜認知症を語ろう〜」と題して、毎月第3水曜日に開催しています。カフェでは季節に合わせたものづくりや家族同士の歓談、専門職への個別相談などを実施。認知症の本人の社会参加の機会の提供に加え、家族同士の情報交換や支援の場になっています。初めての人でも参加しやすいアットホームな雰囲気で、自分のペースで気軽に参加できます。
◇本人ミーティング「まえばし話楽笑(わらえ)る会」
認知症の人が集い、自分の思いや希望を語り合う場として、本人ミーティングがあります。本市では「まえばし話楽笑る会」という名称で開催。今年度からはおれんじカフェと同時開催しています。
自分の願う生き方をするために、住み慣れた地域で生活を続けたいと思う人は多いと思います。そのためには日頃から地域とのつながりを持つことが大切です。カフェは誰でも参加可能。地域の居場所のひとつとして活用してみてはいかがですか。
次回は「認知症地域支援推進員」について紹介します。
問合せ:長寿包括ケア課
【電話】027-898-6133