- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県さいたま市浦和区
- 広報紙名 : 市報さいたま 浦和区版 2025年1月号
「地域ゆかりの作家」と「本をめぐるアート」をテーマにしたユニークなコレクションを行ううらわ美術館。文教都市浦和で、文化創造の拠点として活動する美術館の「うら」側、のぞいてみませんか。
◇収蔵品こそ美術館の核 ~コレクションの裏と表~
美術館とそれ以外の展示施設(展示場やギャラリーなど)は何が違うのか、知らない人も多いと思います。
決定的な違いは収蔵品の有無で、美術館活動の根幹のひとつはコレクションの形成にあります。うらわ美術館のような公立館の場合、収集のかなめとなるのが各美術館の特色を表す収集方針です。うらわ美術館の場合は「地域ゆかりの作家」と「本をめぐるアート」の2つの方針に沿って作品を収集しています。
収集は外から見えにくい活動ですが、一方で、美術館にはコレクションを活用し、多くの人々が美術に触れる機会を設けるという使命があります。とりわけ展示は一般にイメージしやすい美術館の表舞台の活動です。
うらわ美術館の「収蔵品展」はもうご覧になりましたか?コレクションに関わる美術館の裏と表の活動が密接につながっていることを踏まえると、もしかしたら今までとは違った景色が見えてくるかもしれません。
(うらわ美術館 松原)
問合せ:うらわ美術館
【電話】827・3215【FAX】834・4327