子育て 義務教育学校ってなに? 第6回 行田ならではの特色ある学校3

■本市が目指す特色ある教育として、市報ぎょうだ5月号では「外国語」、6月号では「ふるさと学習」について紹介しました。
今月は、このテーマの第3弾として「教育DX」を取り上げます。

突然ですが、皆さんはこれまで学校でどんな授業を受けていましたか?1人の先生が黒板の前で、紙の教科書とチョークを手に、子どもたちに指導を行う「一斉授業」を経験されたことでしょう。しかしながら、1人1台のタブレット端末と高速ネットワーク環境を整備する「GIGAスクール構想」により、こうした授業観だけでなく、子どもたち自身で授業を創っていく新たな学びを展開することが可能になりました。
具体的には、タブレット端末を操作して、国語や算数・数学などのデジタルドリルに取り組み、一人一人の進捗に応じた学習の実施や、課題解決型の学習を進める際のクラスメートとの意見交換をクラウド上で瞬時に行い、議論を深めることができるようになりました。
今後は、デジタル技術を活用することにより、子どもたち一人一人のペースに合わせた「個別最適な学び」と、デジタル上で共同作業を実施する「協働的な学び」を一体的に充実させていきます。
「デジタルばかりで、紙を活用したアナログ的な授業は行わないの?」と心配する方もいるでしょう。でも、安心してください。学習内容や目的に応じ、アナログやデジタルの教科書・教材を使い分け、それぞれの良いところをベストミックスさせながら子どもたちの学習意欲の向上を図っていきます。
本市では、子どもたちの学びの場として、魅力ある義務教育学校を設置し、より良い学校教育の充実に向けて取り組んでいきます。

問い合わせ:教育総務課学籍・学校再編担当
【電話】内線5307