- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県飯能市
- 広報紙名 : 広報はんのう 2025年7月1日号
昨年の夏も全国的に猛暑が続き、熱中症による救急搬送者や健康被害が多く報告され、飯能市でも危険な暑さへの注意を呼びかけてきました。近年は、気候変動の影響もあり暑い日が多くなっています。
(1)熱中症とは?
熱中症とは、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。
(2)熱中症を予防するには?
・こまめな水分補給
室内でも外出時でものどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給をすることが大切です。
・外出時には、日傘の使用、帽子の着用
帽子や日傘で直射日光を避けることが大切です。
・日影の利用、こまめな休息
外出時には日影を選んで歩いたり、こまめな休息をとって無理をしないようにすることが大切です。
・体を冷やす
保冷剤、氷、冷たいタオルなどで身体を冷やすことも大切です。
・クーリングシェルターを利用する
(3)クーリングシェルターとは?
「熱中症特別警戒アラート」が発表されている日に、暑さを避けるために利用できる施設です。飯能市では、クーリングシェルターとして、次の施設を指定しています。
・飯能市役所
・各地区行政センター
・総合福祉センター
・原市場福祉センター
・南高麗福祉センター
・市民体育館
・市立図書館
・こども図書館
・博物館
熱中症特別警戒アラートの運用期間は10月22日(水)までです。開放日時については各施設の開館時間内となります。
(4)もし熱中症かもと思ったらどうする?
熱中症の症状は、めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉のこむら返りなどです。症状が進行すると、頭痛、嘔吐、倦怠感、判断力低下、集中力低下、虚脱感につながります。
下の図「熱中症が疑われるときの応急処置」を確認しながら、応急処置を行いましょう。
今年も猛暑が予想されます。日差しの強い時間帯は避けて行動し、暑さを避けるための施設を活用しながら暑い日を乗り越えましょう。
■熱中症が疑われるときの応急処置
参考:環境省「熱中症環境保護マニュアル 2022」
作成:日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト
問い合わせ:保健センター
【電話】974-3488【FAX】974-6558【メール】[email protected]