くらし ちょっとより道

■~岩殿観音正法寺(しょうぼうじ)~(岩殿)
○比企氏伝承の地を訪ねて(3)
鎌倉時代の岩殿観音正法寺は奈良時代の養老2(718)年の開山から300年以上が経ち諸堂の痛みも激しいものがありました。鎌倉幕府初代将軍源頼朝(みなもとのよりとも)の庇護(ひご)のもと妻北条政子(ほうじょうまさこ)の守り本尊として比企能員(ひきよしかず)が岩殿観音を復興します。寺伝では比企能員が中興の祖で、頼朝の没後の正治2(1200)年には、亡き頼朝の遺志を継いだ政子によって堂宇(どうう)の再建がなされたと伝わります。
仁王門から石段を少し登った左側に石碑が残され、この石碑は諸説ありますが、比企能員の菩提を弔うために建立されたと伝承されています。
岩殿観音正法寺は、鎌倉幕府と比企一族の関係性の深さを感じられ、時代に想いを馳せられる場所です。

○岩殿観音正法寺
交通:
・表参道方面からのアクセス
東武東上線「高坂駅」西口から川越観光バス(鳩山ニュータウン行き)「物見山登山口」下車
・物見山方面からのアクセス
東武東上線「高坂駅」西口から川越観光バス(鳩山ニュータウン行き)「大東文化大学」下車
所在地:東松山市岩殿1229