くらし 保健センター便り

■「熱中症対策」~暑くなる前の体づくり(暑熱順化(しょねつじゅんか))~
近年、気候変動の影響により、暑い日が増えています。暑くなってくると、熱中症による救急搬送が増加します。埼玉県は熱中症による救急搬送者数の順位が全国4位です。暑さに備えた体づくりを今から行い、熱中症を予防しましょう!
「暑熱順化」とは、身体が暑さに慣れることです。暑い日が続くと、身体は次第に暑さに慣れて、暑さに強くなります。暑さに慣れていないと、熱中症になる危険性が高くなるので、本格的に暑くなる前から、運動や入浴を通じて汗をかくなど、身体を暑さに慣れさせることが大切です。
暑熱順化には個人差がありますが、数日~2週間程度かかりますので、余裕をもって備えましょう。
効果的な運動:
・(屋外)ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど
・(屋内)筋トレ、ストレッチ、入浴など
注意:
・実施時は個人の体質・体調・その日の気温や室内環境に合わせて、無理のない範囲で行いましょう。
・水分や塩分を適宜補給して、熱中症に十分注意してください。
外出中、暑さが厳しくなったら、一時休憩所として、市内14か所の公共施設を「まちのクールオアシス」として開放しています。また、昨年度から、暑さ指数が35以上となるときは「熱中症特別警戒アラート」が発表されることになり、クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)を開設します。危険な暑さから避難できる場所としてご活用ください。
施設等は市ホームページをご確認ください。

問合せ:健康推進課
【電話】24-3921【FAX】22-7435