くらし 人権それは愛 外国人の人権と共生社会について

近年、身近なところや観光地などで、多くの外国人を目にする機会が増えてきました。
実際に、日本を訪れる外国人は年々増加しており、2024年には3,600万人を超えて過去最高を記録しています。
こうした中で、言語、宗教、文化、習慣などの違いから、外国人に関するさまざまな人権問題が発生しています。例えば、外国人であるということを理由に、宿泊や住宅の入居を断られたり、就労に関して不当な扱いを受けたりするなどの問題が発生しています。また、特定の人種や民族であることのみを理由に、日本社会から追い出そうとしたり危害を加えようとしたりするヘイトスピーチも大きな問題となっています。
このように、外国人であることを理由とした偏見や差別的取り扱いをしてしまうことはその人の人権を侵害することになります。
今年は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が10/13(祝)まで開催されていることもあり、今後ますます外国人と接する機会が増えることが予想されます。外国人だからという理由で差別するのではなく、お互いの違いを理解し、尊重しあうことを意識してコミュニケーションをとることで、日本人と外国人が共生できる社会を築いていきませんか。

埼玉県では、8月を「人権尊重社会を目指す県民運動強調月間」として定めています。

問合せ:
人権共生課【電話】048-736-1130
社会教育課【電話】048-739-6808