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深谷市にゆかりがあり、市内外で活躍する個人や団体を紹介します。

◆ソフトボール『第2回女子U15アジアカップ』で初優勝!
幡羅中学校3年 鈴木一瑚(すずきいちご)さん

○努力を積み重ね世界で花咲く
幡羅中学校ソフトボール部の鈴木一瑚さんは、U15(15歳以下)の日本代表として、3月に台湾で開催された『第2回女子U15アジアカップ』に出場し、前回大会の決勝戦で敗れた王者、チャイニーズ・タイペイに7-0の5回コールドで勝利し、アジアカップ初優勝を飾りました。
予選を5戦全勝で駆け抜け、決勝戦では二塁打と三塁打を放ち、日本を勝利に導いた鈴木さん。しかし、道のりは平たんではなく、前回の代表選考会を通過できなかった悔しさをバネに練習を重ね、リベンジを果たし、日本代表に選ばれたといいます。努力が実り、代表に選ばれた時は、「すごく嬉しかった。」と、はじける笑顔で答えてくれました。
ソフトボールは姉や兄の影響で始め、現在は、部活と深谷で創部2年ソフトボール『第2回女子U15アジアカップ』で初優勝!目の『プラウドSC』に所属し、土日も欠かさず練習に励んでいます。「打撃が得意です。」と話し、決勝戦での活躍の裏には、練習後の素振りや、きょうだいとの自主練習といった努力の積み重ねがありました。打席に立つ時の気持ちを聞くと、「教えてもらったことを意識しつつ、『自分は打てる』という気持ちを持って、あまり考えすぎないようにしています。」と、日々の努力による自信が、鈴木さんを支えていることが伺えます。
今後の目標は、「6月のワールドカップでスタメンに選ばれ、優勝すること。そして、ここがスタートだと思って、日本代表として国際大会やオリンピックでも活躍したいです。」と、積み重ねた経験で大きく開いた鈴木一瑚さんの努力の花は、これからも咲き続けます。