- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県越谷市
- 広報紙名 : 広報こしがや 令和7年10月号
手話は、手や指の動き、顔の表情などを使って表現することば(言語)です。本市では、手話を必要とする方が安心して日常生活を送ることができるように、平成30年3月に「越谷市手話言語条例」を制定しました。
今号では、本市における手話に関する取り組みを紹介します。
■9月23日は手話言語の国際デー/手話の日
手話言語の国際デーは、平成29年12月に国連総会で決議され、「手話言語」が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう、国連加盟国が社会全体で「手話言語」についての意識を高めることとされ、令和7年6月に公布・施行された「手話に関する施策の推進に関する法律」において、9月23日が「手話の日」となりました。
▼ブルーライトアップ
「国際ろう者週間」は、世界ろう連盟主導のもと、昭和33年9月にイタリアのローマで始まり、9月最後の1週間を「国際ろう者週間」としています。世界各地で世界ろう連盟のロゴの色である「世界平和」を表す青色のライトアップを本市でも行いました。
▼東京2025デフリンピックが開催されます!
デフリンピックは国際的な「ろう者のためのオリンピック」で、オリンピック・パラリンピックと同様に4年に1度開催されます。今回は記念すべき100周年の大会で、日本では初めての開催です。
日程:11月15日(土)~26日(水)
会場:東京都、静岡県、福島県
○「デフリンピック」の手話
両手2指で輪を作り、輪を向かい合わせるようにして交互に2回合わせる。
▼デフリンピックの認知度向上に向けて
埼玉県内各首長による手話言語での応援メッセージを動画で発信する「東京2025デフリンピック応援手話言語メッセージリレー」に越谷市も参加しました。
また、9月22日にはPRカーが越谷市にやって来ました。これから始まるデフリンピックをみんなで盛り上げていきましょう!
手話啓発冊子「手話いいね!!」の配布や出張講座のほか、越谷市手話理解促進講演会や手話通訳者・要約筆記者養成講座などの取り組みを行っています。
■ちょこっと手話(第88回)
日常生活で使う手話をちょこっと紹介します。皆さんも一緒に手話でお話してみませんか?
(1)もみじ
開いた左手の薬指と人さし指の指先を順に右手2指でつまんで引く
(2)祝日
両手の親指を組み合わせ、4指を揺らす
本紙記載の二次元コードからYouTubeでもご覧になれます
問合せ:障害福祉課
【電話】967-5137
HP:104686