くらし 令和7年度蕨市の予算 インタビュ 賴髙 英雄 蕨市長

安心・にぎわい・未来~蕨の成長・進化の加速化へ

広報蕨増刊号では、令和7年第2回蕨市議会定例会初日に市長が述べた今年度の施政方針表明の全文を紹介しています。

■令和7年度の重点課題
~将来ビジョンII・重点プロジェクト~

○1 安全安心・エコシティプロジェクト
防災都市づくりと防犯対策の更なる強化、脱炭素社会実現への取り組み

○2 :子どもの元気・未来創造シティプロジェクト
子育て支援と教育環境の更なる充実

○3 魅力と活力・にぎわいシティプロジェクト
物価高騰対策、にぎわい創出、生涯学習・文化施設の整備

○4 みんなで笑顔・健幸シティプロジェクト
スマートウエルネスシティの推進、がん検診・患者支援の充実 など

○未来への重点戦略
1 自治体DXの推進
2 蕨駅西口再開発事業の推進
3 市立病院の移転建替え

■令和7年度がスタートしました。そこで今月は本紙2ページから9ページまで、新年度予算の概要と主な事業を紹介します。
ここ本紙2ページでは、賴髙英雄蕨市長に新年度の市政運営や予算編成の考え方について、お聞きしました。

○7年度の予算編成の考え方をお聞かせください。
[市長]日本は人口減少社会など、さまざまな課題に直面していますが、市ではこの間も、住みよいまちづくりを着実に進め、昨年5月に人口は7万6000人を超えるなど発展を続けています。今年は、この「あったか市政」第2ステージの取り組みのギアを一段と上げて、安全安心や子育て・教育、にぎわい創出、健康づくりなど、各施策の進化を加速化し、蕨駅西口再開発や市立病院の建替えなど、蕨の成長・未来への投資も思い切って行い、蕨の更なる発展に向けた取り組みを本格化させていきます。
そこで、新年度は、「安心・にぎわい・未来~蕨の成長・進化の加速化へ」をテーマとして予算編成を行いました。

○新年度を迎え、市政運営に臨む決意をお聞かせください。
[市長]蕨市は日本一小さなコンパクトシティですが、利便性が高く、市民の皆さんのまちへの高い愛着と豊かな地域力に支えられた、大きな可能性と力を持つまちです。私は厳しい激動の時代の中でも、蕨こそ、「安心して住み続けられる」「選ばれる」まちとして、更に成長、進化するまちづくりを進められるものと確信しています。新年度は、市民の皆さんの安心、にぎわい、未来のために、蕨のまちづくりを大きく前進させ、7万6千市民の幸せと蕨の未来への飛躍に向けて、全力を尽くす決意です。