くらし 市長コラム

■祝(いわう)
富岡 勝則

皆さん、こんにちは。
一年のうちで一番寒い季節となりました。早朝市内を歩いていると、凛とした清々しい空気を肌で感じ、気持ちも引き締まります。また、すれ違う人と挨拶を交わすと心が温かくなります。冬場は外出もおっくうになりがちですが、適度な運動は冷え性の対策にもいいということですので、防寒対策を十分に、外に出て適度な運動をしてみてはいかがでしょうか。
さて、1月12日、市役所正面駐車場で、恒例の消防出初め式を行いました。この行事は、日頃から市民の皆さんの安心と安全を守るため活動されている消防団員の皆さんが、消防点検などを通じて士気の高揚を図るために実施しているものです。当日は寒空の下、朝霞消防署や朝霞市防火安全協会、消防団OB霞消友会、朝志ケ丘自警団の皆さんのご協力をいただきながら、消防演技などを披露しました。会場にはたくさんの消防車両が並ぶため、親子連れをはじめ多くの方が見学に訪れました。特に、消防団による消防演技では、一斉放水の開始に歓声が上がりました。消防団は、市民の生命や財産を守るとてもやりがいのある活動です。男女を問わず、18歳から44歳までの方で興味のある方がいらっしゃれば、市役所危機管理室までご連絡いただければ幸いです。
また、翌13日には、令和7年成人の日記念式典を開催しました。令和4年4月に成年年齢が18歳に引き下げられて以来、本市では20歳での式典を望む声が多かったことから、二十歳の区切りとして成人の日に式典を行っています。今年は、市内で1,441人の方が対象となられました。本市の式典は、平成12年から東洋大学管弦楽団の皆さんのご協力をいただき、生のオーケストラ演奏と共に進行する「音楽成人式」を実施していますが、厳粛な雰囲気の中で式典が挙行され、とても好評です。参加された皆さんは、懐かしい顔を見つけては駆け寄り談笑するなど、楽しいひと時を過ごされていました。式典の帰り道、二十歳の皆さんが生まれた時の出来事を振り返ってみると、私がはじめて朝霞市長に就任した年と重なり、子どもたちの成長と時の流れの速さを、しみじみと感じたところです。
では、また。