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3月1日~8日は女性の健康週間

■みんなに知ってほしい!女性のこころとからだ
自分の身体を理解して、上手に付き合おう!

◆思春期
女性ホルモンの分泌が増えてくる時期。
初潮を迎え、大人へと成長していきます。

▽起こりやすい病気・課題
[月経トラブル]
・月経不順、無月経
・月経前症候群(PMS)(月経前におこる不快な症状)
・月経困難症(月経に伴う強い痛み、吐き気、おう吐、頭痛、下痢など)

▽主なPMSの症状
・イライラ
・不安
・無気力
・集中力低下
・頭痛
・乳房の張り
・むくみ

症状もつらさも人それぞれ。
婦人科系の病気が隠れていることも。
ためらわずに婦人科を受診しよう!
冷え予防、十分な睡眠も大切

▽思春期のやせ
[主なやせの影響]
・月経異常
・将来の骨粗しょう症リスク増
・将来の妊娠・出産への影響
・栄養不足
・貧血

体や骨をつくる大切な時期。
必要な栄養をしっかりとろう!
・朝食は抜かないで。
・バランスの良い食事。

◆成人期
女性ホルモンの分泌が安定する時期。
就職、妊娠・出産、育児など人生のイベントが多くおこります。

▽起こりやすい病気・課題
[月経トラブル]
・月経不順、無月経・月経前症候群(PMS)・月経困難症
[妊娠・出産・産後のトラブル]
・妊娠中、産後の体と心の変化
・不妊、流産
[女性特有のがん(乳・子宮)]

▽女性のがん
・子宮頸がん
20~30代の若い女性に増えている。

・乳がん
女性がかかりやすいがん第1位。

早期発見・早期治療が大事!
忘れず受けようがん検診!
市のがん検診(5月~2月)
・20歳から子宮頸がん
・30歳から乳がん
[子宮内膜症・子宮筋腫]
[若年女性のやせ]

◆更年期
女性ホルモンの分泌量が急激に低下する時期。
月経周期が変化し、閉経に至ります。

▽起こりやすい病気・課題
・更年期障害(女性ホルモンの分泌量の低下によるさまざまな症状)

▽主な更年期障害の症状
・頭痛・めまい
・ほてり・のぼせ・発汗・冷え
・どうき・息切れ
・疲れやすい
・肩こり・腰痛・関節痛
・不眠
・イライラ・不安
・気分の落ち込み・無気力
・かゆみ

我慢しないで!治療も有効です。
婦人科、更年期外来を受診しよう!
・女性特有のがん(乳・子宮・卵巣)
・生活習慣病(脂質異常症、糖尿病、高血圧など)

女性ホルモンの分泌量の低下により、脂質が血中に増えやすく、動脈硬化のリスクが増大。年齢に合わせて、食事や活動量を見直そう!

◆老年期
女性ホルモンの分泌が乏しくなる時期。
からだのさまざまな部分で老化が進行します。

▽起こりやすい病気・課題
・骨粗しょう症(骨がもろくなり、骨折しやすくなる)
年齢を重ねてきたら、骨量維持を目指そう!
・カルシウム、ビタミンD、ビタミンK
・日光浴、骨に刺激を与える運動
市の骨密度測定:40~70歳の5年に1度

・女性特有のがん(乳・子宮・卵巣)
・生活習慣病(脂質異常症、糖尿病、高血圧など)
・もの忘れ・アルツハイマー・認知症

◆大人の女性は「たばこ」と「お酒」にご用心
たばこは女性ホルモンを低下させる!(月経トラブル、不妊、早期閉経など)
お酒による身体へのダメージが男性より大きい!
男性と比べて肝臓が小さいため。(生活習慣病、骨粗しょう症リスクなど)

問合せ:健康づくり課
【電話】465-8611