くらし 議会だより(7)

◆総務関係
▽米軍基地跡地の利用はどのようになるのか
黒川滋議員:市長選の前の公開討論会では、米軍基地跡地に民間資本をいれて再開発するという公約が掲げられていました。
先日の議案質疑の答弁ではそこまで大々的なイメージのものではないという答えだったと思いますが、市民の関心も高く不安に思っている市民も多いのでお伺いいたします。
基地跡地利用計画としておおよその合意ができて、時間をかけて市民に定着したものが、また大きな開発の話となって市民が疑心暗鬼になっている状態なので、市長として基地跡地をどうしていくのか、お伺いいたします。
市長:基地跡地は地区計画に位置づけており、整備については、基地跡地利用計画や基地跡地公園・シンボルロード整備基本計画に基づいて進めていきます。
また、整備や管理運営の手法の一つとして、必要に応じて民間活力の活用も併せて検討していきます。
その他の質問項目:総合計画の策定状況/放課後児童クラブのガイドライン導入/福祉避難所の利用/災害時のし尿処理/福祉任せにしない障害者施策

▽自衛隊観閲式 学校の校庭が不時着地点に
石川啓子議員:もしもの際の航空機の利用可能な不時着地点として、第八小学校、第九小学校、第一中学校、第四中学校、中央公園陸上競技場、野球場が指定されていたことが明らかになりました。
不時着地点としたことは、市にも学校管理者にも知らされていませんでした。
第八小学校では学校公開と引き取り訓練、中央公園では、中学生のサッカーや野球の大会が行われていました。自衛隊機が不時着すれば大変なことになります。
住宅密集地での低空飛行はやめること、市民の施設を不時着地点に指定しないように強く抗議してください。
市長:公室長航空祭や観閲式等の行事における不時着陸地点の設定については、市域を越えて広域に設定されていることや、これまで国から情報提供がないことから、埼玉県基地対策協議会の国への要望書に、周辺住民等の利用がない区域を設定するなど周辺住民等の安全が十分に確保される措置を講ずることなどの記載を盛り込むことを調整するなど、他市との連携を図りながら国へ要望を進めていきます。
その他の質問項目:新型コロナウイルス、物価高騰による市民生活への影響について/交通安全対策について/国民健康保険について/高齢者支援について他

▽物価高騰対策について
利根川仁志議員:これまでの物価高騰対策では、本年2月まで、水道基本料の半額を1年間実行してきました。
ガソリン代、電気代、ガス代の補助が3月末で終わり、今後の検討はされてはおりますが、その他、お米を始めとする食料品等も高騰しております。
朝霞市の物価高騰対策の資源となる、国からの重点支援地方交付金の活用は、すべての市民の皆さまが恩恵を受けられる制度にするべきと考えます。今後の朝霞市の物価高騰対策について、具体的に伺います。
市長:先日承認いただきました、令和6年度(2024年度)朝霞市一般会計補正予算(第11号)および令和7年度(2025年度)朝霞市一般会計当初予算に取り組みの一部を計上しておりますが、残りの取り組みについては、現在新しい補正予算での計上を検討しています。
その他の質問項目:道路空洞化調査の実施/上下水道管の老朽化調査/医療的ケア児の方への対応/103万円の壁での市の影響/子育てママさんの交流の場

◆教育環境関係
▽小中学校タブレット端末補償費用低減の件
兼本尚昌議員:朝霞市内の小・中学生のタブレット端末補償制度は契約者が9,000人を超える大型の保険です。
こちらの保険会社の選定において民間事業者の競争原理を活用することにより保険料低減の可能性があることの情報提供を行いましたが、令和7年度の保険料は令和6年度と比較してどうなりましたか。
学校教育部長:令和6年度朝霞市小・中学校長会とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社との間で契約しており、補償金額最大6万円、1人当たり年間1,000円の保護者負担金で補償する内容となっています。
令和7年度については、補償内容を比較検討した結果、引き続きあいおいニッセイ同和損害保険株式会社を引受会社とすることになっています。
保護者負担金については、100円の値下げの提案を受け、令和7年度は年間900円での契約となります。
なお、改めて複数の代理店より動産保険について情報を収集しましたが、いずれも高額な商品でした。引き続き情報を収集し、よりよい補償制度にしていくために調査研究をしていきます。
その他の質問項目:公衆トイレ修理期間短縮/公園内ビン容器撤廃/図書館申請WEB化/カスハラ条例制定/公園内禁煙化/小中一貫校検討/駐輪場収支改善