- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県北本市
- 広報紙名 : 広報きたもと 令和7年11月号
■市長が一日保育士を体験
9月30日、中央保育所にて市長が一日保育士を務め、子どもたちと触れ合いました。
市長は元気いっぱいの子どもたちと一緒にリズムやじゃんけん列車で遊んだり、折り紙製作を楽しんだり、紙芝居を読んだりと、子どもたちのたくさんの笑顔に囲まれながら、保育士の仕事を体験しました。
昼食では、子どもたちと一緒にテーブルを囲み、北本産のお米を使用したトマトカレーを食べました。日々の保育の大切さや、保育士の工夫や努力を実感し、改めて保育の現場の重要性を感じた一日でした。
■4中学校の生徒18人が各スポーツ大会での活躍を報告!
9月1日、各大会で優秀な成績を収めた市内各中学校の生徒が市長および教育長に結果を報告しました。北本中学校剣道部は県大会の団体戦で男女ともに優勝し、全国大会・関東大会へ。関東大会で男子団体戦は3位、女子はベスト16という素晴らしい成績を収めました。同陸上競技部の田中雄貴さん(3年)は男子1500mで県大会4位と健闘しました。東中学校の大平海獅(かいし)さん(2年)は水泳の関東大会で男子200m自由形1位、男子100m自由形2位と素晴らしい成績を収め、西中学校の堀陽結(ひゆう)さん(3年)は、水泳の関東大会で女子400m自由形、800m自由形に出場し、自己ベストを更新。宮内中学校の松元聖ノ佑(せいのすけ)さん(1年)は全日本中学ボーリング選手権大会初出場を果たしました。生徒たちからは「これまで支えてきてくれた家族、友人、監督、コーチに感謝したい。これからも努力をしていく」と力強い言葉がありました。
■楽しみながら認知症を知るオレンジフェスタ北本2025を開催
9月12・13日に、栄市民活動交流センターでオレンジフェスタ北本2025を開催しました。「つくろう!認知症とともに生きるまち」をテーマに、オレンジカフェや福祉用具の展示を実施。12日は医療福祉の専門職のチーム「福祉と暮らすラボ」や介護美容などが出展。イキイキとまちゃん体操は会場全員で声を出しながら体を動かし賑わいました。13日はキッチンカーや手作り玩具ボランティア「ぴよたん倶楽部」、北里大学メディカルセンターなどが出展。ステージでは北本市少年少女合唱団、沖縄音楽演奏ボランティア「美(ちゅ)ら美(ちゅ)ら」と北本高校和太鼓部のパフォーマンスが会場を盛り上げ、来場者からは「認知症について考えるきっかけになった」「参加してよかった」と好評でした。
■中丸小5年生がオリジナルの給食献立を栄養士にプレゼン
9月4日・12日に、中丸小学校5年生が自分たちで考えた給食の献立を小中学校栄養士11人にプレゼンしました。5年生は、4月から五大栄養素や給食の食材・産地等について学び、5月には校舎隣接の原島敏一さんの田んぼで田植えを体験。さらに、校内で給食アンケートも行い、これらの内容を踏まえて班ごとに献立を考え、プレゼン資料を作成しました。
当日は、タブレット端末でメニューの詳細や栄養バランス、材料費までを解説。中丸小の夏みかんを使用したあげパンや、デーノタメ遺跡で出土したヒメコガネをイメージしたブロッコリーのスープ、自分たちで田植えをしたお米を使ったご飯等、ユニークなメニューが登場。「栄養素が3つ揃うとバランスが良い!5つ揃うともっと良い!!」との掛け声で献立の魅力をアピールしました。
栄養士からは「栄養バランスにこだわっている」「食感を変えるための食材選びにも工夫を感じる」と大好評。5年生は今回の学習を活かし、「将来、一人暮らしをするときはいろんな調理法でバランスよくご飯を食べたい」と語りました。プレゼンされた献立のいくつかは、今後、給食として提供される予定です。
■自分で打ったそばの味は格別!そば打ち体験講座
9月20日、本町西高尾コミュニティで、“さいたま蕎麦打ち倶楽部北本”を講師に招いてのそば打ち体験講座が開かれました。今回挑戦したのは小麦粉とそば粉の比率が2対8の二八そば。まず、そば道4段位の講師によるデモ打ちを見てポイントを学び、実際にそばを打っていきます。
木鉢の中で加水した粉をまとめ上げる“水廻(みずまわ)し”や、生地を薄く均一に伸ばす“本(ほん)延(の)し”の工程では、「なかなか思ったようにまとまらない」「力の入れ方が難しい」という声もありましたが、最後に打ったそばを大きな釡でゆで、練りたてのそばがきを添えて試食すると、「やっぱり風味が違う」「そばがきがモチモチで美味しい」と皆さんから笑顔がこぼれました。
