くらし 令和6年度決算報告(2)

■家計に例えると
~令和6年度決算を月収30万円の家計に変換~
市税や使用料、諸収入は家計でいうところの「給与」にあたります。支出のもっとも多くを占めるのが、医療、教育費、保険料にあたる扶助費や補助費等です。
また、翌月への持ち越し(繰越金)が出ており、収入の範囲で支出のやりくりができていることがわかります。

◇収入
・給与(市税、使用料、寄附金、諸収入等)…11.8万円(39.3%)『↓』
・預金の取り崩し(繰入金)…1.7万円(5.7%)『↑』
・前月からの持ち越し(繰越金)…1.4万円(4.7%)『↓』
・親からの仕送り(地方交付税、国県支出金等)…13.6万円(45.2%)『↑』
・銀行からの借入れ…1.5万円(5.1%)『↑』
収入合計:30万円(100%)

◇支出
・食費(給与等の人件費)…4.1万円(14.2%)『→』
・医療、教育費、保険料(扶助費や補助費等)…10.6万円(37.2%)『↑』
・光熱水費、通信料(物件費)…4.6万円(16.2%)『↑』
・子どもへの仕送り(特別会計への繰出金)…2.9万円(10.2%)『↑』
・ローンの返済(公債費)…2.1万円(7.5%)『↓』
・家の修繕(普通建設事業費等)…2.3万円(8.1%)『↑』
・預金(積立金)…1.9万円(6.6%)『↓』
支出合計:28.5万円(100%)『→』
翌月への持ち越し(繰越金):1.5万円『→』

■財政健全化判断比率
~北本市の財政状況は「健全」~

国は、地方公共団体の財政破たんを早期の段階で回避するため、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」(平成19年法律第94号)を定めています。この法律によって、地方公共団体は「健全化判断比率」を算定し、公表することになっています。市の財政が健全かどうかを判断するにあたって、この比率が目安になります。
(※)充当可能財源等が将来負担額を上回ったため、将来負担比率は算出されていません。

■主な事業令和6年度に新たに実施した主な事業
◇〔民生費〕中丸第二学童保育室整備事業…7,087万1千円
中丸小学校区における学童利用児童の増加に対応するため、中丸小学校隣接地に中丸第二学童保育室を整備しました。

問合せ:子育て支援課児童相談担当
【電話】511-7702

◇〔教育費〕〔総務費〕体育センター特定天井等改修事業…3億4,760万円
体育センターの特定天井を耐震基準にあった天井に改修し、あわせて照明のLED化等を行いました。

問合せ:
生涯学習課生涯スポーツ担当【電話】594-5568
くらし安全課市民協働担当【電話】594-5521

◇〔民生費〕〔衛生費〕こども家庭センター運営事業…1,423万円
全ての妊産婦・子育て世帯・子どもに対して、母子保健と児童福祉の両機能が一体的な相談支援を行う「こども家庭センター」の運営を開始しました。

問合せ:
子育て支援課児童相談担当【電話】511-7702
健康づくり課母子保健担当【電話】594-5544

◇〔教育費〕市民活動交流センター整備事業…5億7,720万3千円
市の公共施設マネジメント実施計画適正配置編に基づき、閉校した栄小学校の校舎を利活用した複合施設を整備しました。

問合せ:生涯学習課生涯学習担当
【電話】594-5567

◇〔総務費〕シティプロモーション推進事業…1,123万2千円
「マーケットの学校」「みどりとまつり」等に加え、新たに若者チャレンジ支援による地域愛着醸成事業を実施しました。

問合せ:市長公室シティプロモーション・広報担当
【電話】511-9119

◇〔土木費〕総合公園野球場スコアボード改修事業…1億3,860万円
総合公園の野球場にある老朽化したスコアボードを、公式戦に対応したスコアボードに改修しました。

問合せ:都市計画課公園担当
【電話】594-5547