- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県坂戸市
- 広報紙名 : 広報さかど 2025年10月号
■経常収支比率
財政にどのくらい余裕があるかを判断する指標で、市税など毎年度入ってくる財源に対して、その年度に必ず使わなければならない経費がどのくらいの割合かを表す比率。比率が低いほど財政の自由度が高くなります。
坂戸市の経常収支比率は、今回の令和6年度決算において94.9%となり、前年度の93.8%より1.1ポイント上昇しています。
■歳出の状況

■特別会計決算額
特別会計とは、普通地方公共団体が特定の事業を行う場合、その他特定の歳入を特定の歳出に充て、一般の歳入・歳出と区分して経理する必要がある場合に、条例により設置できるものです。

■市民1人当たりで計算すると
◇市民1人当たりの市税負担額 143,216円
・市民税 63,562円
・固定資産税 63,571円
・軽自動車税 2,729円
・市たばこ税 6,014円
・都市計画税 7,340円
※令和7年1月1日現在の人口(99,632人)を基に、算出しています。
◎都市計画税
市街化区域内の土地と家屋に課税され、区域内の道路・公園・下水道の整備や土地区画整理の費用などに使われています。
◇市民1人に使われた市のお金 367,195円
・議会費・総務費…議会運営や市の全般的な管理事務 58,121円
・民生費…子育てや高齢者、障害者等の福祉事業 158,664円
・衛生費…ごみ処理や市民の健康・衛生のため 27,611円
・労働費・商工費・農林水産業費…商工・農業等の振興のため 7,261円
・土木費…道路・公園・下水道の整備のため 36,738円
・消防費…消防活動全般のため 14,669円
・教育費…教育全般のため 34,799円
・公債費…借入れの返済 29,332円
■財政健全化判断比率の公表
財政健全化判断比率は、地方公共団体が財政破綻する前に、財政の健全化を早期に促すことを目的に、全ての地方公共団体が作成し公表するものです。坂戸市の比率は基準を下回っていますが、今後も4つの比率の動向に注意を払い財政運営を進めていきます。
◇実質赤字比率
一般会計等(市では一般会計、区画整理事業に係る4特別会計及び公平委員会特別会計)の赤字の大きさ
◇連結実質赤字比率
市の全ての会計の赤字の大きさ
◇実質公債費比率
借入金の返済額の大きさ
◇将来負担比率
借入金等の将来支払う負債額の大きさ

※実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、実質収支が黒字であるため該当しません。
■補正予算のお知らせ
市議会9月定例会において、一般会計補正予算(第2号、補正額15億3,284万6千円)外2会計の補正予算が議決されました。詳しくは、市ホームページをご覧ください。
問合せ:財政課
【電話】内線153
