くらし 交通事故のないまちを目指して

新入学・新入園の時期が近づいています。正しい道路の歩き方や渡り方、信号機の見方などの基本的なルールとマナーを理解し、身につけましょう。
交通事故は、一人ひとりの心がけで防ぐことができます。運転者も歩行者もお互いに交通ルールを守り、思いやりの心で交通事故を防ぎましょう。

◆心にゆとりをもった運転を
焦りや不安を抱えた状態で運転すると、注意が散漫になり周囲へ目が向かず、冷静に考え適格な判断を行うことができません。その結果、事故を引き起こす危険性が高まります。時間に余裕を持って出発し、運転中に自分自身が「焦っている」、「イライラしている」と思ったら、大きく深呼吸をして冷静になるよう心がけましょう。
▽横断歩道は歩行者優先
横断歩道における歩行者優先は交通ルールの基本です。
・横断歩道に横断歩行者などがいる場合は、必ず一時停止しましょう。
・横断歩道の手前30メートル以内は追い越しも追い抜きも禁止です。
・横断歩道の手前に停止車両がいるときは必ず一時停止しましょう。

◇自転車も車両です
手軽な乗り物である自転車ですが、基本的なルールやマナー違反による事故が多くなっています。道路交通法の改正により、昨年11月から、自転車運転中のながらスマホ、また、酒気帯び運転や自転車の飲酒運転をするおそれがある人に酒類を提供したり、自転車を提供したりすることに対する罰則が強化されました。大人もこどもも、自転車は車両であることを認識し、自転車を正しく安全に利用しましょう。
〇自転車用ヘルメットをかぶりましょう
令和5年度よりすべての自転車利用者に対し、乗車用ヘルメット着用の努力義務が課せられています。自転車乗車中の事故で亡くなった方のうち、半数以上が頭部に致命傷を負っています。自分自身の命を守るため、自転車用ヘルメットを着用しましょう。
市では、自転車用ヘルメットの購入を補助しています。詳細は、市ホームページまたは、上記担当までお問い合わせください。
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▽歩行者も交通ルールとマナーを守りましょう
信号無視、走行している自動車の直前や直後の横断、斜め横断、横断禁止場所での横断は危険です。青信号や横断歩道でも油断せず、安全確認をしっかりと行いましょう。
・夕暮れ時や夜間の走行には、明るい色の服装や反射材を着用しましょう。
・右側通行を心がけましょう。「対面通行」によって事故を防ぐ意味があります。運転者が歩行者を認識できているとは限りません。時には車が通り過ぎるまで待つなど余裕を持った行動を心がけましょう。

問合先:生活環境課交通安全・防犯担当