健康 知ってますか?20歳からの子宮頸がん検診

近年、20・30代の若年層で増加傾向にある子宮頸がんについて紹介します

■子宮頸がんってなに?
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続的な感染が主な原因で、子宮の入口である子宮頸部の表面の細胞にがんができる病気です。近年は若年層で増加傾向にあり、日本では年間約11,000人の女性がかかり、約3,000人が亡くなっています(2021年)。
初期の段階では、自覚症状がほとんどないため発見が遅れることもあり、進行するとこれから結婚や出産を迎える年代の女性や、幼い子どもを持つ母親にとっては深刻な問題となりえます。
一方、初期で見つかれば高い確率で完治し、妊娠・出産も可能です。

▽子宮頸がん発病の若年化の傾向

(出典)国立がん研究センターがん情報サービス[登録・統計]
※上皮内がんを含まない

■子宮頸がん検診について~早期発見があなたの子宮を守ります~
市では、6月からがん検診が始まりました。対象のかたには、5月に検診受診券を発送しています。下記に該当するかたは子宮頸がん検診の無料クーポンが付いていますので、ご活用ください。
※がん検診受診の際は検診受診券が必要です。紛失された場合は健康増進課で再発行ができます。

■原(はら)千晶(ちあき)氏の講演会(がんに関する講演会)を開催しました
6/7(土) コミュニティセンター
「大切にしたい自分の体~二度の子宮がんを経験して~」をテーマに、俳優・タレントの原千晶氏にご講演いただきました。
参加した市民からは、「包み隠さず当時の体験、感情をお話しされていて、自分の体をたいせつにすること、自分だけでなく家族や周りの人にも影響を与えること、がん検診や早期発見のたいせつさを改めて実感しました。」などの感想が寄せられました。

ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)ワクチンを接種していても、20歳を過ぎたら2年に1回、子宮頸がん検診を受けましょう

問合せ:健康増進課成人保健担当
【電話】0480-92-1201