くらし 10月1日から公共下水道使用料が改定されます

令和7年10月1日から公共下水道使用料を平均改定率20%値上げします。継続して使用されている人は、12月または1月の検針分から新しい料金表が適用されます。※新規開栓の場合は、11月の検針から適用される場合があります。

毛呂山・越生・鳩山公共下水道組合では、生活環境の改善、水域の水質保全に加え健全な水環境を保つことを目的に市街化区域(一部調整区域を含む)を事業区域として汚水処理を行っています。平成元年の供用開始以来、経営の基本方針として効率的な下水道経営による経費削減を最優先とし、35年間下水道使用料の改定を一度も行わずに下水道サービスの提供に努めてきました。その一方で、下水道使用料の収入は、昨今の人口減少や節水型機器の普及により年々減少しており、下水道事業経営は大変厳しい状況にあります。
公営企業である公共下水道事業は、その経営に伴う収入(使用料)をもって経費を賄う「独立採算制」が基本ですが、下水道使用料の収入のみでは下水道サービスにかかる費用をすべて賄いきれないため、毛呂山町・越生町・鳩山町の基本的な行政サービスを担う一般会計予算からの繰入金で補って経営している状況にあります。
下水道施設の多くは老朽化が進んでおり、下水処理場や下水道管の更新時期を迎えています。また自然災害の被害を最小限にとどめるため、耐震化などの対策を進めていく必要があります。
将来にわたり安定的に汚水処理を行うため、公共下水道使用者の皆さんには大変ご負担をおかけしますが、今後も更なる経費削減と安定経営に向けて努力してまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

問合せ:毛呂山・越生・鳩山公共下水道組合総務課財政担当
【電話】294-9333