文化 文化財ノート No.83

■埼玉県立 川の博物館企画展「麦の国さいたま」
2月8日(土)~5月6日(火・祝)まで埼玉県立川の博物館(寄居町)で、企画展「麦の国さいたま」が開催されています。埼玉県は麦づくりが盛んな地域であり、小鹿野町内でも大麦や小麦がよく作られました。
麦作が盛んだった頃を示すものは風習に良く残っており、ハレの日の食事にうどんが付き物であったり、建物でも元は麦藁葺であったものが多くあるなど、生活と密接に関わっていました。
この企画展では、麦甘酒を醸す「間庭の甘酒まつり」関連資料や麦藁葺屋根を持つ「羽黒神社(宗吾神社)の舞殿」が紹介されています。
麦甘酒を醸す行事としては、「猪鼻の甘酒まつり」(秩父市荒川)がありましたが、コロナ禍の影響もあり、今後は開催されないことになりました。「間庭の甘酒まつり」もコロナ禍の影響や麹確保の問題もあり、「舞殿」も麦藁確保に課題があるなど、身近であった麦に関わる風習に変化が生じています。この機会に「麦」を見直してみませんか?

問合せ:生涯学習課
【電話】75-0063