- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県小鹿野町
- 広報紙名 : 広報おがの 令和7年7月号
■地域包括支援センター情報「認知症になっても安心して暮らせる町づくり」
認知症は誰でもなる可能性のある病気です。いつ自分や家族がなるかわかりません。自分事として考え、認知症になっても安心して生活できるような仕組みや、認知症に対する正しい理解を広げていくことが大事です。
認知症になったら何もできなくなるわけではありません。今までやってきた草取りや野菜作りなど、周囲の人のちょっとしたサポートで、その人なりの役割を持って生き生きと過ごすことができます。
認知症になっても個人としてできること、やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間たちとつながりながら、希望を持って暮らし続けることができる町づくりが大事です。
■認知症ケア講演会「認知症になっても安心して暮らせる町づくり」[Hp]
認知症の人が安心して暮らせるやさしい地域づくりには、まず認知症の理解が大切です。認知症の理解や対応方法について一緒に学び、考えてみませんか。
日時:8月4日(月)13:30~15:00
場所:けんこう交流館
講師:介護老人保健施設エスポワール秩父 内海 巨史 氏
定員:30人
申込み:8月1日(金)までに地域包括支援センター(保健課)へご連絡ください。
■四種混合ワクチン終了のお知らせ
令和6年4月より五種混合ワクチンが定期接種となり、四種混合ワクチンの製造販売が終了する運びになりました。四種混合ワクチンの接種ができるのは、在庫がある限りとなります。接種を希望される人は早めに接種を検討してください。接種履歴により、今後の接種スケジュールが変わっていきます。母子手帳を確認し、お気軽に保健課までお問い合わせください。
■バンビちゃんの会(7月、8月分)[Hp]
音楽療法士を講師に迎え、音楽を楽しみながら認知症予防や日常生活の維持向上を目的とした教室です。年間通して(年8回)継続してご参加ください。
日時:
・7月22日(火)14:00~15:00
・8月8日(金)14:00~15:00
場所:小鹿野文化センター・大会議室
対象:75歳以上で、認知症予防に取り組みたい人
定員:30人
申込:各日共、前日までに地域包括支援センター(保健課)【電話】75-0135へご連絡ください。
■[今月の運動ミニ講座]~糖尿病予防の運動~
◇運動が糖尿病予防に良い理由
運動を続けると脂肪が燃焼され、かつ筋肉量が増えるため肥満解消につながります。しかし、運動による効果はそれだけではありません。糖尿病の発症を左右する血糖値やインスリンの働きなどにも影響するため、糖尿病予防の効果が期待されます。健康づくりや予防はもちろん、適度な運動は糖尿病の治療にも役立てられています。
◇運動の効果
・血糖値の上昇を抑えてくれる
運動によって、血液中のブドウ糖が筋肉に取り込まれやすくなるため、血糖値の上昇を防いでくれます。
・インスリンの働きが良くなる
運動をすることでインスリンの効果が高まり、血糖値が下がりやすくなります。
◇運動の種類
運動の種類には有酸素運動とレジスタンス運動(筋トレ)の2つがあります。運動をこれから始めるには、ウォーキングやジョギングなどの全身運動にあたる有酸素運動を継続して行うことをおすすめします。
◇糖尿病予防のための運動のポイント
・運動前には準備運動、運動後には整理運動を行いましょう。
・軽い運動からはじめ、少しずつ運動量を増やしましょう。
・「継続は力なり」続けられる運動を選びましょう。
(注意)
予防などに効果のある運動ですが、中には控えるべき人もいます。疾患等のある人は事前に主治医に相談後、運動を始める必要があります。
糖尿病の予防には運動だけでなく、食事も重要になります。保健課に管理栄養士がいますのでお気軽にご相談ください。
■認知症家族会
認知症の人を介護する家族が集まり、悩みや気持ちを話したり皆で支え合う会です。
日時:7月15日(火)10:00~11:00
対象:認知症の人を介護する家族
場所:けんこう交流館
申込:初めて参加を希望する人は、地域包括支援センター(保健課)へご連絡ください。
※水分補給のため各自飲み物をご持参ください。