子育て キラリ輝くちばの星

■県立幕張総合高等学校
看護科
「5年間で磨く、看護の心と技」

◇最短コースで看護師になれる
幕張総合高校は、県内で唯一の「看護師養成課程」設置校。看護師になるための進路コースはさまざまですが、5年間看護に関する教科を学ぶことで、最も早く看護師国家試験の受験資格が取得できます。
校内にはベッドや医療機器などの設備が整い、実践的な技術が身につけられるほか、外部講師による専門的な授業や病院での実習も充実しています。3年生が1年生の学習方法や看護技術の習得をサポートする「シスター制度」があるのも特長の一つ。気軽に相談できる先輩シスターは心強い味方です。

◇病院実習で見つける理想の看護師像
実習で初めて患者さんを受け持った看護科2年生の穂積(ほづみ)さんは「何より信頼が大切だと感じました。まずは、患者さん自身を知ることを第一に関わり方を考えています」と語ります。専攻科1年生の井内(いうち)さんは「病院では、看護師さんの声のかけ方や接し方の一つ一つが勉強になり、理想の看護師像をイメージすることができます。改めて尊敬できる仕事だと感じています」と将来への思いを話してくれました。
「なりたい看護師」を目指して、同じ夢をもつ仲間と共に日々学びを深めています。

▽幕張総合高等学校
1996(平成8)年に総合選択制の高校として設立。希望進路に向けて科目や講座を自分で選択することができる総合学科と看護科が設置されています。文化祭などの学校行事や部活動では、総合学科と看護科が一緒に活動し、生徒同士の交流を深めています。

問合せ:千葉県教育庁統一ダイヤル
【電話】0120-23-1008