- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県
- 広報紙名 : ちば県民だより 令和7年10月号
1995(平成7)年に開館した関宿城博物館。利根川と江戸川の分岐点で、古くから交通の要衝として栄えた関宿に建ち、河川改修や水運の歴史、関宿に住む人々と川の関わりについて紹介しています。
30周年の今年は、クイズラリーや企画展など楽しいイベントが充実!ぜひこの機会に、関宿に遊びに来てみませんか。
※本紙5面「千葉のコレ知ってる?」では、関宿の歴史についてお届けしています。併せてご覧ください。
※本紙8面のクイズandプレゼントで招待券が当たる!
■利用案内
場所:野田市関宿三軒家143-4
開館時間:9時~16時30分
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
入場料:一般200円、高校・大学生100円
[企画展開催中]
一般300円、高校・大学生150円
※中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と介護者1人無料
【電話】04-7196-1400【FAX】04-7196-3737
■30周年記念!特別御城印
関宿城博物館の併設売店で販売中です。ぜひこの機会にゲットしよう!
■むず難(むず)!?チーバくんとカッピーのせきやど探検隊 謎解きクイズラリー
博物館を中心とした周辺スポットに設置された宝箱を探してクイズを解き、パスワードを見つけるクイズラリーを開催中!
「おとなコース」と「こどもコース」があるので、家族みんなで楽しめます。また、2週間ごとにクイズやルートが変わるため、何度でも挑戦できます。全問正解した先着3,000人には「せきやど歴史マスターバッジ」をプレゼント。
カッピーと一緒に楽しい探検へ出かけよう!
周辺の施設や飲食店でバッジを見せると特典・サービスも!
開催期間:11月30日(日)まで
受付時間:開館日の9時~15時(事前申し込み不要)
参加方法:関宿城博物館で受け付け
※参加には、スマートフォンなどの2次元コードを読み取れる端末が必要です。
■企画展「関宿城に舞う鷹の羽~下総久世家(しもうさくぜけ)~」
関宿藩の中で最も長く藩主を務めた久世家に焦点を当てた企画展を開催中です。久世家がどのように家臣や領民・領地を守ってきたのか、当時の資料を通じて紹介します。
開催期間:11月30日(日)まで
◆関連イベント
◇ミュージアムトーク(事前申し込み不要)
企画展の内容を、学芸員がわかりやすく解説します。
開催日:10月13日(月・祝)、18日(土)、11月15日(土)
◇歴史散歩「関宿藩ゆかりの地を訪ねる」
久世家の墓所である本妙寺(ほんみょうじ)(東京都豊島区)や傳通院(でんづういん)(東京都文京区)など、関宿藩と関わりのある寺院などを学芸員の解説で巡ります。
開催日:10月26日(日)
申込方法:関宿城博物館に電話または来館で申し込み(先着順)
◇シンポジウム「外から見た関宿藩」
開催日:11月3日(月・祝)
会場:野田市コミュニティ会館(いちいのホール)
申込方法:関宿城博物館に電話または来館で申し込み(先着順)
◇体験教室「甲冑(かっちゅう)を着てみよう」(事前申し込み不要)
本格的な甲冑を身にまとい、写真を撮ることができます。
開催日:11月9日(日)、22日(土)
■歴史に触れる!
◇関宿マップ
(※マップは本紙をご覧ください。)
1590(天正18)年に、徳川家康(とくがわいえやす)の異父弟である松平康元(まつだいらやすもと)を城主に誕生した関宿藩。利根川水運の中継地点として、大消費地・江戸の物流を支え、江戸城防衛の重要拠点として幕府から重要視されていた関宿城の周辺には、当時の城下町をしのぶ史跡が数多く残されています。
(1)関宿水閘門(すいこうもん)
江戸川に流れる水量を調整する「水門」と、船が運航できるように水位を調整する「閘門」が併設して建設されました。
(2)関宿城跡(本丸跡)
本丸跡の3分の2は河川改修により堤防の下に埋まっていますが、三の丸や外堀の名残りが見られます。
(3)光岳寺(こうがくじ)
松平康元が、母の於大(おだい)の方(かた)を弔うために創建しました。銅の地蔵菩薩が参拝者を迎えます。
(4)鈴木貫太郎(すずきかんたろう)記念館
関宿藩家臣の長男で、終戦時の内閣総理大臣を務めた鈴木貫太郎の業績を紹介しています。
※現在休館中(映像上映や副館長による解説は実施)
(5)實相寺(じっそうじ)
久世家の位牌が安置されています。境内には、関宿城御殿の一部を移築した客殿や鈴木貫太郎のお墓もあります。