健康 健康よろず版-女性に多い大腸がん~対策・予防について~-

全国で年間15万人以上が新たに大腸がんになり、5万人以上の方が亡くなっています。大腸がんとは、大腸(結腸・直腸・肛門)に発生するがんで、男女とも40歳代から増加し始めます。

■部位別がん死亡(2021全国)
男性:
1位 肺がん
2位 大腸がん
3位 胃がん
4位 すい臓がん
5位 肝臓がん
女性:
1位 大腸がん
2位 肺がん
3位 すい臓がん
4位 乳がん
5位 胃がん

■大腸がんになりやすい人の5つの要素
・肉類中心の食生活の方
・たばこを吸う方
・飲酒量が多い方
・運動不足の方
・大腸がんの家族歴がある方

Q.なぜ女性は大腸がんになりやすいの?
A.生活習慣や家族歴・女性ホルモンの影響が原因

■症状
「早期の大腸がん」では自覚症状がほとんどありません。
腸の内側の粘膜には、神経がない為、異常が起きても痛み・違和感などが生じにくいと言われています。進行した場合は、血便・便秘・下痢・残便感・貧血・腹痛や嘔吐があります。早期発見・治療で95%以上の人が治ります。

■予防・対策
(1)町の大腸がん検診(便潜血検査)を受ける。
(2)たばこは吸わない
(3)お酒を大量に飲まない
(4)食生活を見直す
(5)ウォーキングなど適度な運動する
(6)適正体重を維持する
健康的な生活習慣の実践でがんのリスクは減らせますが、完全に防げるわけではありません。
その為、がん検診を受けることが大切です。

■町のがん検診
胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がんの5つの「がん検診」は、有能な検診として国が推奨しています。
ぜひ受けましょう!

問合せ:健康介護課健康推進班
【電話】33-7708