- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県栄町
- 広報紙名 : 広報さかえ 令和7年7月号vol.874
糖尿病とは、血糖を調整するインスリンの働きが悪くなることで血糖値が上昇してしまう病気です。高血糖状態が続くと、血管が傷つき、動脈硬化が進行してしまいます。さらに重症化すると神経障害や網膜症などの深刻な合併障害を発症する可能性があります。重大な病気から身を守るためにも、普段の食事を見直してみましょう。
血糖値・HbA1cの判定基準
※HbA1c:食事や運動などの影響を受けない過去1~2か月の血糖の平均値
■糖尿病を予防する食生活ポイント
(1)適正なエネルギー量の食事をとりましょう。
食べ過ぎに注意して、体重をコントロールしましょう。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
(2)1日3食、主食・主菜・副菜を揃えて食べましょう。
主食:
・ご飯
・パン
・麺類
主菜:
・肉・魚
・卵
・大豆製品
副菜1・副菜2:
・野菜
・海藻
・きのこ類
(3)食物繊維をしっかりとりましょう。
食物繊維は食後の血糖値上昇を抑える働きがあります。
食物繊維を多く含む食品:
・野菜
・海藻
・きのこ
(4)野菜、海藻、きのこから先に食べましょう。
食べる順番を工夫することで、血糖値の急激な上昇を抑えます。
(5)よく噛んで食べましょう。
よく噛み、早食いを防止しましょう。早食いは肥満の原因や血糖値上昇に繋がります。
(6)おやつや果物のとり過ぎに注意しましょう。
おやつの目安量…1日200kcalまで
果物の目安量…(例)バナナ1本、もしくはみかん2個
(7)飲み物は水かお茶にしましょう。
清涼飲料水には糖質が多く含まれているため、飲みすぎに注意が必要です。
問合せ:健康介護課健康推進班
【電話】33-7708