- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長柄町
- 広報紙名 : 広報ながら 令和7年8月19日号(NO.515)
■髙橋智恵子議員(一問一答方式)
1.交通安全・防犯対策について
問:議員
(1)こども園や学校では交通安全教室等を行っているが、町民に対しての啓発活動は実施しているか。
(2)長柄町安全で安心なまちづくり条例において、事業補助金の交付要綱が定められているが交付事業はあるか。
(3)ガードレール、カーブミラー、防犯灯等の設置は充実していると考えているか。
(4)スクールガードの取組みの現状を伺いたい。
(5)slowforkidsの取組み導入について伺いたい。
答:町長
(1)町交通安全協会の協力により、町農林商工まつりでの交通安全ノベルティグッズの配布や交通量の多い主要箇所の交差点における街頭指導、また地区社協が行うお楽しみ会で70歳以上の高齢者を対象とした茂原警察署による交通安全講話の実施など、こうした展開を通じ、継続的に地域の交通安全意識の高揚を図り、事故防止に繋げている。
(2)現在、町防犯組合と茂原法人会長柄支部が行う防犯パトロールの2事業に活動資金の助成を行っている。
(3)ガードレールの設置は、道路の形状や交通量など様々な要素を踏まえ、法令に基づき設置している。また、カーブミラー、防犯灯の設置は、主要箇所への設置は完了していると考えている。引き続き、これらの安全設備の整備については、設置基準や関係機関との協議に基づき取り組んでいく。
答:教育長
(4)令和6年度は、長柄小4名、日吉小8名のスクールガードが児童の安全な登下校に協力していただいている。主な活動は、年間を通して小学生の登下校時にパトロール・見守りをし、児童の安全を見守ったり、危険個所に防犯用立て看板を設置している。
答:町長
(5)本町においても、既に活動を始めている近隣町村を参考に検討してまいりたい。
2.生活環境の整備について
問:議員
(1)児童、生徒の通学路の危険個所などの把握・整備について現状を伺いたい。
(2)令和7年度から美化作業員を配置し、美しく安全なまちづくりに努めるとあるが、取組みを伺いたい。
(3)町内河川の水質検査について伺いたい。
(4)「脱炭素化社会」へ向けて、役場庁舎の改修を行う以外に町民や町内事業所に向けての啓発は考えているのか伺いたい。
答:教育長
(1)本町では、平成24年度に全国で登下校中の児童生徒が死傷する事故が相次いで発生したことから平成25年度に通学路の安全確保に向けた「通学路交通安全プログラム」を策定した。各小中学校では毎年春に危険箇所の報告を保護者から吸い上げ、その内容をとりまとめ、夏に関係機関と現地へ行き、合同点検を実施し、秋以降に順次改善を図っていくという流れになっている。
答:町長
(2)道路への不法投棄ゴミの回収や通行支障となる竹木の迅速な伐採など生活環境美化の推進のため美化作業員の配置を行うこととした。
現在のところ応募がないが、募集を継続している状況である。
(3)町内河川のうち過去に大規模埋め立てが行われた下流や3本ある主要な河川の行政界付近などの合計9地点で水質検査を行い、町民の生活環境の保全及び自然環境の保護に努めている。昨年度実施した水質検査の結果は、大部分の地点で環境基準を満たしており、良好な水質が維持されていると評価している。
(4)啓発活動については、資源エネルギー庁が発行する家庭や事業者が日常生活や業務の中で実践できる具体的な省エネ対策を紹介した「省エネメニューパンフレット」を町ホームページ掲載するほか、町公共施設での啓発ポスターの掲示を実施している。支援施策については、家庭における地球温暖化対策の推進に加え、電力の強靭化を図るため家庭用燃料電池システム等を導入する方に補助金を交付している。