- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長南町
- 広報紙名 : 広報ちょうなん 令和7年5月号
4月より新しく伊藤快斗さんが地域おこし協力隊に着任し、4月1日に委嘱状が平野町長より手渡されました。
伊藤隊員の今後の活躍が期待されますね!
◆地域おこし協力隊のきっかけ
この度、4月より長南町地域おこし協力隊に着任しました、伊藤快斗です。
私はこれまで東京藝術大学で「彫刻」を学び、粘土からはじめ、木材を用いた制作を続けてきました。
木と向き合う中で日本各地に受け継がれる木工技術に強く惹かれ、長南町にある大谷家具製作所で指物家具を学ぶことをきっかけに、この町に移住を決めました。
「作ること」はもちろん、作り手としての精神性や暮らしとの結びつきを大切にしたいと考えています。自らの技術を深めるとともに、地域の魅力ある文化や素材を活かし、表現の幅を広げていけたらと思っています。
◆自然豊かな地で、美術と伝統を繋ぐ
今後は、指物の技術を活かした作品制作に取り組みながら、アーティストとしての視点で長南町の自然や文化を再解釈した発信をしていきたいと考えています。
また、地域資源を活かしたワークショップや展示などを通して、町内外の人と繋がる場づくりにも挑戦していく予定です。将来的には、古道具やプロダクト、美術作品など扱う小さなギャラリーや工房の立ち上げも視野に入れています。
長南町の豊かな自然、温かい人々の中で、学びながら表現し、貢献していけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします!