くらし 道の駅保田小学校直売所 出荷組合員紹介
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- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県鋸南町
- 広報紙名 : 町報きょなん 令和7年3月号
道の駅保田小学校直売所出荷組合では新規組合員を募集しています。皆さんもご自身で作った野菜やお花を売ってみませんか。
今回は定年帰農して組合員になった石井(いしい)孝男(たかお)さん・美知代(みちよ)さんご夫婦(中佐久間)を取材しました。
■組合員になったきっかけ
生姜が自家消費できないほどに大豊作でした。それを知った地域の方に「道の駅保田小学校で販売してみたら?」と教えてもらったことをきっかけに、出荷組合員になりました。
■これまで出荷してきた作物
菜の花(食用ナバナ)、春菊、小松菜、ニラ、赤紫蘇、玉ねぎ、柿、いちじく、梅、橙の柑橘系果樹など。
■出荷することの楽しみ
「去年作って美味しかったキュウリの品種はなんだっけ?」「次に育てる野菜はなにがいいかな?」など日常の会話で作物の話題が多くなりました。最近は袋詰めの工夫にも前向きに、さまざまな売り場を2人で見に行って研究しています。
■日々の発見
文字どおりの”採れたて野菜”が食卓に上がることは生産者の特権のひとつですが、「独特の甘みがあって、火のとおりも早いんですよ。」と話していました。
レシピを調べて料理や加工をすることも楽しまれていて、「昔お母さんが漬けた漬物と同じ作り方をしたのに味が違う。」という発見も、日々あるそうです。
■~石井さんに教わった道の駅保田小学校で出荷・販売する“いいこと”~
・生産者の知識を深めるための出荷組合主催の勉強会があったり、種を配布して新品目生産の後押しをしてくださる応援企画があります。
・出荷するにあたって、規格や量のノルマがなく、価格は自分たちで設定することができます。
・「都市交流施設・道の駅保田小学校」という名称のとおり、自分が愛情を込めて作った野菜を手にしたお客さまに直接レシピを教えたり、他の組合員さんと情報交換したりするなどの交流ができます。
・販売先があることで、家庭菜園より種類も数量も多めに栽培することができるので、空いている畑のスペースを無駄なく活用することができます。
■~美知代さん流~旬のナバナを使ったレシピ
●1.ナバナのお浸し
▽材料
ナバナ…適量
トッピング…鰹節やゆず等お好み
▽作り方
(1)お湯を沸かす
(2)塩を入れ芯の方から茹でる
(3)水に浸し良く水切りし食べやすい長さに切り盛り付ける
(4)トッピングを加え完成
●2.ナバナ入りペペロンチーノ
▽作り方
(1)(1)のお浸し同様、ナバナを適量を茹でる
(2)スパゲッティを袋表示の茹で時間で茹でる
(3)オリーブオイル・ニンニク・鷹の爪・ベーコン・ゆで汁を入れ炒め、塩・コショウをお好みの味でどうぞ
●3.ナバナのツナ和え
▽作り方
(1)(1)のお浸し同様、ナバナを適量茹でる
(2)ツナ、マヨネーズで和えるだけ
●4.寄せ鍋(市販の寄せ鍋つゆ使用)
▽材料
・ナバナ180g
・白菜250g
・長葱1本
・椎茸3個
・えのき100g
・しめじ100g
・人参30g
・豆腐1丁
・スケソウダラ350g
・エビ団子
■きょなん楽市で新鮮な野菜を
都市交流施設・道の駅保田小学校の直売所「きょなん楽市」では、農家の皆さんから新鮮野菜が毎日出荷されています。
多くの生産者からさまざまな野菜が出荷されていますので、ぜひお立ち寄りください。