くらし 〈特集〉身近に迫る特殊詐欺の実態(5)

◆自宅の防犯対策も一緒にチェック
最近、都内でも「闇バイト」などによる強盗が発生しており、社会問題になっています。こうした被害に遭わないよう、自宅の防犯対策を行いましょう。ポイントは「犯人に侵入を諦めさせる」こと。補助錠の取り付けや防犯カメラの設置など物理的な対策はもちろん、地域活動を活発に行うことも防犯対策として有効です。

■ドアの防犯対策
・補助錠を取り付ける
・ドアの隙間をふさぐガードプレートを取り付ける
・防犯性能の高い建物部品(CP部品)に交換する

■窓の防犯対策
・補助錠を取り付ける
・防犯フィルムを貼付する
・防犯性能の高い建物部品(CP部品)に交換する

■泥棒を寄せ付けないその他の手段
・センサー付きライトを設置する
・カメラ付きインターホンを設置する
・オートロックシステムを設置する
・見通しのよいフェンスを設置する
・庭先に砂利を敷く

■日頃からの心掛け
・戸締りは確実にする
・合鍵を玄関周辺などに置いておかない
・足場になるようなものは置いておかない
・新聞は溜めないようにする
・普段からあいさつなどを積極的に行い、「地域の目」で街を守る

■CP部品とは
商品ごとに定められた試験を行い、侵入者による破壊行為から5分間以上耐えられると確認された「防犯性能の高い建物部品」です。
該当の製品にはCPマークが添付されています。

■防犯ボランティア応援サイト 東京都防犯ネットワーク
防犯ボランティアの活動内容を紹介しています。ご自身の地域でどのような活動が行われているか調べて、防犯対策に役立てましょう。

参考:警視庁「侵入窃盗の防犯対策」