- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都
- 広報紙名 : 広報東京都 令和7年8月号
都響60周年記念サイト
◇都響で会いましょう
1964年東京オリンピックのレガシーである東京都交響楽団(都響)は、東京2020大会においても、開会式で《オリンピック讃歌》の演奏を務めるなど、都民とともに歴史を歩み、今年、創立60周年を迎えます。
音楽の感動を多くの人に届ける、日本を代表するオーケストラ。その魅力に迫ります。
■都響のここがすごい!
〈魅力1〉音楽で紡ぐもう一つの伝説 都響 × ドラゴンクエスト
1986年に発売されたゲームソフト「ドラゴンクエスト」。来年、40周年を迎える本作は今も世代を超えて多くの人気を集めています。実は、都響と深い関わりがあることをご存知ですか?
◇全11シリーズの楽曲録音を都響が担当
「ドラゴンクエスト」の音楽の生みの親、すぎやまこういち氏の意向により、交響組曲「ドラゴンクエスト」1.~10.1.(全シリーズ)の録音を都響が担当しました。
◇都響にとっても特別な存在
「交響組曲『ドラゴンクエスト』は都響にとって大切なご縁の一つ。交響組曲に込めたすぎやま氏の熱量と思いを受け継ぎ、未来につないでいきたいです」
(大野和士さん)
「ドラクエの音楽は、都響にとって特別な存在。すぎやま先生の意図を譜面にないニュアンスまで肌で覚えているメンバーが多い。自然と“僕らの音楽”になっているんです」
(水谷晃さん)
◇「ドラゴンクエスト」の世界観を音楽で再現
「ドラゴンクエスト」の曲を演奏する「ファミリークラシックコンサート」では、2004年の第18回公演から都響が出演し、すぎやまこういち氏の指揮で「ドラゴンクエスト」の楽曲を長年演奏してきました。日本各地で「ドラゴンクエスト」のコンサートが開催されていますが、作曲者自身と築き上げた都響の演奏は、ファンの間でも特別な存在として人気を集めています。
◇多彩なプログラムに挑戦
「ドラゴンクエスト3」の曲「ロトのテーマ」は、東京2020大会の開会式で、選手入場曲として使用され、世界中のファンに強い印象を残しました。
この他にも、都響は、演奏される機会の少ない曲や日本初演曲などにも意欲的に取り組み、聴き馴染みのある楽曲だけではなく、多彩なプログラムに挑戦し続けています。ぜひ、都響サウンドをお聴きください。
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