- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都千代田区
- 広報紙名 : 広報千代田 令和7年(2025年)8月5日号No.1645
気温や湿度が高い季節は細菌による食中毒が発生しやすくなります。
家庭でできる「食中毒予防3原則」を実践し、食中毒を予防しましょう。
■(1)菌をつけない
◇手洗い
・石けんを使い、親指の付け根や指先、爪の間を30秒かけて洗う。2度繰り返すと効果的
・特に調理前、トイレ後、肉や魚を取り扱ったあと、盛り付け前、食べる前はよく洗う
◇洗浄
・野菜など洗える食材は流水でしっかり洗い、汚れを落とす
・洗剤で洗浄した清潔な調理器具を使う
◇調理手順・器具の使い分け
・加熱しない食品(サラダ用の生野菜など)、加熱する食品(生肉や魚介類)の順で調理
・包丁やまな板は菌の付着を防ぐために、使うたびに洗浄するか、複数用意して用途で使い分ける
■(2)菌を増やさない
◇食品購入後の持ち帰り
・傷みやすい食品や温度管理の必要な食品は、保冷剤や保冷バッグを使い、食品の温度が上がらないうちに早めに帰宅
◇食品の保存
・傷みやすい食材や調理品は速やかに放冷し、すぐに冷蔵庫に保管
・冷蔵庫内は10℃以下、冷凍庫内は-15℃以下に調整。特に夏場は温度を低めに設定する
・冷凍した食品は使う分だけを冷蔵庫内で解凍し、解凍後すぐに調理。一度解凍した食品は、再度冷凍しない
◇食べるまで
・調理後は常温に放置せず、すぐに食べる
・宅配やテイクアウトした食品は保存温度・時間を守り、早めに食べる
■(3)菌をやっつける
◇加熱
・食材は中心部まで75℃で1分以上加熱。特に肉類の生焼けは食中毒菌が生き残りやすいので、中心部まで十分に加熱
◇消毒
・布巾や調理器具は洗浄してから、定期的に塩素系漂白剤や熱湯(火傷に注意)で消毒し、よく乾燥させる
問合せ:生活衛生課食品監視指導係
【電話】03‒5211‒8168(神田地域)
【電話】03‒5211‒8169(麹町地域)