くらし [特集]~2025~令和7年度予算 重点分野と主な事業をおしらせします(2)

●重点分野3 子どもの健やかな成長と豊かな学びあふれるまちづくり
○学童クラブ定員の拡大 708,703千円(充実)
学童クラブのニーズの増加や今後の人口増加に対応するため、小学校内に学童クラブを設置し、学童クラブと放課後子ども教室(プレディ)を一体的に運用する「プレディプラス」事業を実施するとともに、民設民営の学童クラブを区内に誘致するため、開設および運営に要する経費の一部を補助します。

○出産支援祝品の増額 35,747千円(充実)
妊婦の通院における経済的負担の軽減を図るため、出産支援祝品(タクシー利用券)の金額を増額します。

○幼稚園施策の充実 267,069千円(充実)
園児の非認知能力向上を図るため、「音」や「自然」など、各園が設定するテーマに沿った探究活動を行う「すくわくプログラム」を試行的に実施する他、区立幼稚園において預かり保育実施時間を延長します。

○校内別室指導支援員の配置 16,848千円(充実)
不登校やその傾向がある児童・生徒を支援するため、校内別室指導支援員を全中学校に配置するとともに、新たに小学校にも配置します。

●重点分野4 脱炭素社会の実現を目指す取組
○福島県大熊町との脱炭素を軸とした連携 9,905千円(充実)
「脱炭素による未来共創に関する連携協定」に基づき、電力の脱炭素に向け再生可能エネルギーの確保が課題の区とゼロカーボン推進による復興まちづくりを進める大熊町が脱炭素を軸に連携し、ゼロカーボンシティの実現および相互の地域課題の解決を目指すため、大熊町の自然を通じた交流体験ツアーの実施、再生可能エネルギー電力の調達などを行います。

○Team Carbon Zeroの運営 21,560千円(充実)
2050年までのゼロカーボンシティの実現に向けて、2期目の「Team Carbon Zero」を組織し、若い世代が脱炭素化に向けて自ら考えて実践・発信していく取り組みを推進します。

○水上スポーツ関連施設の整備 24,695千円(新規)
区民などのスポーツ活動のさらなる推進に向けて、都内随一の水辺空間を活用し、ボートやカヌーなどの利用を想定した水上スポーツ関連施設を整備します。

●重点分野5 物価高騰などを踏まえた補助制度の見直し
○障害者タクシー利用券給付などの増額 76,036千円(充実)
歩行困難な在宅の障害者の日常生活における経済的負担の軽減を図るため、タクシー利用券の給付金額などを増額します。

○高齢者医療補助用具購入費用助成の拡充 8,928千円(充実)
高齢者の負担軽減を図るため、補聴器の購入費用に対する助成を拡充します。

○がん患者ウィッグ・胸部補整具購入費助成の拡充 12,124千円(充実)
がん治療に伴う外見の悩みを抱えている方に対し、社会生活を営む上で外見の変化をカバーするためのウィッグや胸部補整具の購入経費の助成を拡充します。

○町会・自治会活動への支援の拡充 80,735千円(充実)
地域の自治活動の促進を図るため、町会などが実施する手づくりイベントや盆おどり大会に対する助成を拡充します。

○中小企業への支援の拡充 18,900千円(充実)
区内中小企業の発展と地域産業の振興を図るため、ホームページの作成や展示会、見本市などへの出展に必要な経費に対する補助を拡充します。

問合せ:財政課財政担当
【電話】3546-5255