- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都中央区
- 広報紙名 : 区のおしらせ ちゅうおう 令和7年6月15日号
気温、湿度が高くなるこれからの季節は、細菌による食中毒が発生しやすくなります。家庭の食事も食中毒発生の危険性があるのでご注意ください。
■家庭でできる食中毒予防
(1)買い物
・生鮮食品など、低温保存が必要な食品は買い物の最後に購入し、速やかに持ち帰る。
(2)冷蔵庫
・肉、魚、野菜などの原材料と調理済み食品とは分けて保管する。鶏卵も忘れずに冷蔵保管する。
(3)洗浄と加熱
・サラダ用の生野菜などは、流水で十分に洗浄する。
・鶏卵の割り置きは避ける。ひびが入った鶏卵は、速やかに調理し十分に加熱してから食べる。
(4)調理器具類
・まな板、包丁、ボウルなどの調理器具は、よく洗浄して乾燥させ、定期的に熱湯や塩素系消毒薬で消毒する。
(5)手洗い
・調理や食事の前、トイレの後には、必ずせっけんで手をよく洗う。
(6)食事
・加熱調理した食品でも、2時間以内に食べることを心掛ける。すぐに食べられない場合は、短時間でも小まめに冷蔵保管する。
■細菌による食中毒(カンピロバクター)の例
鶏刺し、鶏わさなどの半生または加熱不十分な鶏肉料理によるカンピロバクター食中毒が多発しています。
カンピロバクターは鶏肉に付着しているため、生の鶏肉を扱った手指や調理器具からの二次汚染も起こります。少量の菌数でも感染し、体内に入ると平均2〜3日後に下痢、腹痛、発熱(38℃以上)などの症状が現れます。
■食中毒かな?と思ったら
早めに医療機関を受診してください。自己判断での吐き気止めや下痢止めの服薬は控えましょう。
問合せ:中央区保健所生活衛生課食品衛生担当
【電話】3541-5939