- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都新宿区
- 広報紙名 : 広報新宿 令和7年3月5日号(第2492号)
■今月のキーワード
素材にとことんこだわる、和菓子のお店を教えて!
■06 神楽坂 五十鈴
所在地/営業時間:神楽坂5-34(都営大江戸線牛込神楽坂駅徒歩2分)【電話】3269-0081
午前9時〜午後7時30分(日曜日07神楽坂五十鈴、祝日等を除く(こどもの日、お彼岸は営業))
戦後間もない昭和21年創業の和菓子店で、現在は2代目とご子息を中心に店を切り盛りしています。先代が常に口にしていたのが「素材にこだわりぬく」ということ。餡(あん)には、最上級の北海道産大納言小豆を使用し、看板商品の一つ「神楽坂どら焼き」に使用する黒糖は、数ある中から選び抜いた高品質の波照間(はてるま)糖を使っています。また、団子等に使用する上新粉は、多くの和菓子店が問屋から購入する中、なんと店で米を挽き製粉しています。
手間暇を惜しまないのは、味を妥協したくないから。添加物などは加えず、素材の味やおいしさを最優先して和菓子を作り続けています。香料も人工のものは一切使用せず、例えば柚子の餡は、生の柚子の皮をすりおろして香り付けしています。「さまざまな年代の方に愛されるお菓子を作りたい」という五十鈴の思いと味に魅了され、帰省の手土産や贈り物などを求めて多くの方が訪れています。
■スタッフのイチオシ!
○神楽坂どら焼き
空気をたっぷり含ませ、ふっくらさせた生地につぶ餡を手包みしています。小豆の味がしっかり感じられて絶品!