くらし 〔お知らせ〕高齢者を狙う悪質商法に注意!

9月は高齢者悪質商法被害防止キャンペーン月間です。
悪質業者は言葉巧みに不安をあおり、さまざまな手口でシニア世代の財産を狙っています。被害防止には、家族や地域などの見守りが大切です。トラブルなどに気付いた時は、すぐにご相談ください。

■架空請求
実在する会社や公的機関の名をかたって、「未納料金がある」と請求される手口です。

《対策》
・身に覚えのない請求は無視する。相手の電話番号やメールには絶対に連絡しない
・電話やメールのほか、ハガキなどの郵便物で請求する手口にも

■通信販売トラブル
「定期縛りなし」「初回限定○%オフ」のインターネット広告を見て、一回だけのつもりで健康食品や化粧品を注文すると、実は定期購入だったという相談が寄せられています。

《対策》
○「定期縛りなし」は購入回数の条件はないが、解約手続きが必要
○注文する前に、必ず確認
・定期購入が条件になっていないか
・支払方法、総額
・解約や返品の条件、利用規約

■総務省などをかたる不審な電話
総務省や大手通信会社の名をかたり、自動音声ガイダンスで「2時間後に電話が使えなくなる」と偽って、個人情報を聞き出そうとする手口です。

《対策》
・総務省や大手通信会社が自動音声ガイダンスで電話が使えなくなるといった連絡はしないため、無視する
・個人情報は絶対に伝えない

■点検商法
例:屋根・外壁工事、給湯器、分電盤など

自宅を訪問し、点検した後は「すぐに修理しないと大変」などと不安をあおり、工事の契約をせまる手口です。

《対策》
・安易に玄関を開けず、インターホン越しやドアチェーンをしたままで対応し、不要だと思ったらきっぱりと断る
・必要だと思っても、その場で契約せず、家族や知人に相談したり、複数業者から見積もりを取ったりするなど、慎重に検討する
・法定点検と称して、先に電話で日程を決めさせる手口も。正式な点検は、書面通知があり、点検の場で工事契約は勧めない

●多重債務でお悩みのかたへ
複数の消費者金融などから借り入れし重債務に陥ると、個人の知識や努力だけで解決することは困難です。早期に専門家に相談して、債務整理などの対応を検討することが大切です。
消費生活センターでは、相談者の状況に合った専門の相談機関をご案内します。

・多重債務110番(無料特別相談)
債務整理の方法と適切な専門機関を案内します。希望者は消費生活センターへご相談ください。
受付日時:9月1日(月)・2日(火)9:30~16:00

■困った時はご相談ください
◇消費生活センター(区民センター内)
相談専用電話:【電話】3711-1140
受付時間:月~金曜日9:30~16:00(祝・休日を除く)

◇高齢者被害特別相談を実施します
消費生活センター(電話・対面)でお受けします。
日時:9月8日(月)~10日(水)9:30~16:00

問合せ:消費生活センター
【電話】3711-1133【FAX】3711-5297