- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都中野区
- 広報紙名 : なかの区報 2025年3月20日号
■書~WRITING(ライティング)
昨年11月、プロのライターから文章の書き方を学ぶ全4回の講座を受講。区内の文化・芸術活動を取材した冊子を作りました。
完成した冊子「MINT(ミント)」は区HPでご覧になれます
◇Interview
中村 未来さん
中野区在住。学生時代からライターとして活動し、雑誌や書籍、舞台の脚本、漫画の原作などさまざまなジャンルの執筆を行う
-文章を書く時に大切なことは?
感じたことをそのまま書くことが大切です。いざ文章を書こうとすると、何から書き出せばいいか悩みますよね。それは「いい文章を書こう」と意気込むからなんです。でも、楽しかったことを友達に話すように書いてみると、自然とその時の感情や言葉が出てきます。そして繰り返し書くことで、自分なりの文章の書き方を見つけることができるんです。
本を読むことも大切です。私も子どもの頃に小説や漫画をたくさん読みました。今でも毎月10冊以上は読むように心がけています。本を読むことで語彙力が身に付き、新たな発想も生まれます。
-文章を書くことの魅力は?
表現力が身に付きます。書くことが不得意な子でも、何も考えていないわけではありません。考えを文章にすることに慣れると、自分の気持ちも整理しやすくなります。また、文章を読んでもらうことで、達成感を得られます。今回作成した冊子には、子どもたちの文章をほとんどそのまま載せています。大人には思いつかない質問やしっかりと受け答えをする姿には驚かされましたね。
子どもたちには、これからの人生で文章を書く機会がたくさんあります。「何を・どの順序で・どのように伝えるか」、読む人のことを考えて書く経験が多いほど文章を書く力が身に付き、あらゆる場面で役立つと思います。
■子どもの豊かな体験を応援しませんか~中野区子ども・若者文化芸術振興基金
寄付申込書(区HPからダウンロード可)を、郵送または【Eメール】[email protected]で、文化振興・多文化共生推進係へ。
☆本基金への寄付は寄付金控除の対象です
基金を活用して、約200人の方々とアトリエDONGURI(ドングリ)の天井にペンキを塗りました
問合せ:文化振興・多文化共生推進係/8階
【電話】3228-8863【FAX】3228-5456
■文化・芸術を鑑賞・体験できる事業を募集します~中野区子ども育成文化・芸術事業
認定を受けた事業は、区内の文化施設や区役所1階の利用料金が減額されます。
事前相談期限:4月11日(金)
☆事前相談は必須です。文化振興・多文化共生推進係へ電話で相談日の予約を
今年度の認定事業。事業の様子は区HPでご覧になれます