くらし 6年度下半期 区の財政状況をお知らせします(1)

区は、条例に基づき年2回財政状況を公表しています。今回は、6年10月~7年3月の6年度下半期についてお知らせします。

■補正予算
一般会計で6回、国民健康保険事業会計・介護保険事業会計・後期高齢者医療事業会計で各1回の補正予算を編成しました。
これにより、7年3月末の特別会計を含む予算現額の総額は、3616億9477万8000円となりました。(表1)

【表1】各会計の予算執行状況

※一般会計には繰越明許費繰越額を含む。

◇一般会計補正予算(第5号)
6年10月9日の臨時国会において衆議院が解散され、27日に衆議院議員選挙・最高裁判所裁判官の国民審査が実施されることから、この選挙などに要する経費を計上し、補正総額は2億2306万1000円でした。

◇一般会計補正予算(第6号)
新たな事情や緊急性の観点から必要な経費を計上し、補正総額は10億9728万5000円でした。

◇一般会計補正予算(第7号)
特別職報酬等審議会の答申・特別区人事委員会勧告に
伴う特別職・議員・区職員の給与などの改定により不足が見込まれる人件費などを計上
し、補正総額は1億9077万2000円でした。

◇一般会計補正予算(第8号)
国の「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」に基づく取り組みとして交付される地方創生臨時交付金を活用した住民税非課税世帯などへの給付に要する経費を計上し、補正総額は24億5472万3000円でした。

◇一般会計補正予算(第9号)
国の「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」に基づく取り組みとして交付される地方創生臨時交付金の推奨事業メニューを活用した、キャッシュレスポイント還元事業に要する委託経費について、債務負担行為の追加を行いました。

◇一般会計補正予算(第10号)
実績を踏まえた国民健康保険事業会計への繰出金や障害者自立支援サービスの給付費などの追加経費のほか、歳入予算の一般財源である特別区財政交付金の上振れなどに伴う施設整備基金・財政調整基金への積み立てなどを計上するほか、事業実績に応じた予算の減額補正を行い、補正総額は22億9759万2000円の増額となりました。その他に、国民健康保険事業会計・介護保険事業会計・後期高齢者医療事業会計の補正予算も議決されました。

■区民税の負担
7年3月末現在の特別区民税現年度分調定額は682億7190万円です。(表2)

【表2】区民税の負担状況

※人口は前年の1月1日現在。