健康 7月から急増 熱中症を予防しましょう

梅雨が明けると、暑さに体がまだ慣れていないことから、熱中症の救急搬送者数が例年急増します。ポイントを押さえて、熱中症を予防しましょう。

●体を暑さに慣れさせる(暑熱順化)
日常生活の中で、ウオーキングなどの軽い運動や入浴の際に湯舟に入るなど、汗をかく習慣を身に付けましょう。汗をかくことで暑熱順化が進み、上手に体の熱を逃がすことができるようになります。

●暑さを避ける工夫
屋外では帽子や日傘を使用し、暑い時間帯を避けて外出しましょう。また、小まめに涼しい場所で休憩を取りましょう。
屋内や夜間でも熱中症は起こります。扇風機やエアコンを上手に使用しましょう。

●喉が渇く前に水分補給
喉が渇いていなくても、小まめに水分を取りましょう。
水分補給は、1日当たり1.2リットルが目安です。持病のある方は主治医に相談しましょう。

●体調管理
栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠を取り、規則正しい生活を心掛けましょう。

●暑さ指数を確認して熱中症予防
暑さ指数とは、気温・湿度などを基に算出した熱中症のなりやすさを示す指数です。暑さ指数を行動の目安として活用し、熱中症を予防しましょう。

▽暑さ指数の確認方法
最新の暑さ指数や熱中症警戒アラートの情報は、環境省HPをご覧ください。また、環境省のLINE公式アカウントを友だち追加し、配信設定すると最新の情報が届きます。

▽暑さ指数33以上は不要不急の外出を控えましょう
暑さ指数:35〜 熱中症特別警戒アラート(※)
暑さ指数:33〜 熱中症警戒アラート
暑さ指数:31〜 〔危険〕運動は原則中止
暑さ指数:28〜 〔厳重警戒〕激しい運動は中止
暑さ指数:25〜 〔警戒〕積極的に休息
暑さ指数:25未満 〔注意〕積極的に水分補給
※都内の全観測地点で暑さ指数が35以上で発表

担当課:青戸保健センター
【電話】03-3602-1284

■一時涼み所をご利用ください
猛暑時の一時的な避難・休憩場所として、公共施設の他、ご協力をいただいている民間事業所のスペースを一時涼み所として開放しています(利用は、各施設の開館時間のみ)。

期間:9月30日(火曜日)まで

担当課:高齢者支援課
【電話】03-5654-8256

■涼しい環境を確保するために クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)を指定しました
熱中症の発生予防を目的に、区内公共施設63カ所をクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)として指定しました。
クーリングシェルターは熱中症のリスクを抑えるため、冷房設備が整っている場所をあらかじめ確保し、誰でも休憩することができる施設です。熱中症特別警戒アラート(上の記事参照)が発表されたときに開放します。自宅にエアコンがある場合など、涼しい環境が確保できる場合は、クーリングシェルターへ移動する必要はありません。
施設の一覧は、区HPからご覧になれます。

期間:9月30日(火曜日)まで

担当課:環境課
【電話】03-5654-8227