くらし 【特集】令和7年度 施政方針 当初予算 2

■令和7年度の主な施策
◇健康・医療・福祉
・〈拡充〉地域福祉コーディネーター業務委託…7,191万円
各市民センター等を利用して地域福祉コーディネーターによる身近な福祉相談を引き続き実施します。
・〈新規〉一人暮らし高齢者のICT見守り支援…120万円
70歳以上の方向けのIoT電球(※)を活用した見守りサービスを開始します。
※IoT電球…インターネットと連携した電球
・〈投資〉自立センター就労支援棟の外壁・屋根の改修…1億3,585万円
インクルーシブ社会の実現に向け、一人ひとりの障害特性や生活状況に応じて必要な支援を受けることができるよう、ふれあい福祉基金を活用し、自立センターの改修工事を行います。
・〈拡充〉介護人材確保のための啓発用品を作製…312万円
介護サービス事業者との協働による、市内中学校、高校等での介護体験、介護職員の動画の発信や冊子の配布を通じて、普及啓発に取り組みます。

◇行政経営・行政サービス
・〈拡充〉ホームページのリニューアル…787万円
より一層の見やすさ向上のため、市公式ホームページをリニューアルします。
・〈拡充〉ふるさと納税の対策強化…514万円
新規返礼品の拡充や、先進自治体への研修視察、コンサルティングなどにより、寄付額1億円を目指します。
・モーターボート競走事業収入…28億円
モーターボート競走事業の収益を活用し、施策を推進していきます。

◇地域経済
・〈新規〉商・工業振興プランの策定(2か年事業1年目)…1,133万円
「青梅市商・工業振興プラン」の策定に向け、市内事業者への実態調査を実施し、今後の商工業の発展や環境整備について検討します。
・〈新規〉妖怪イベントの実施…98万円
雪おんな伝説を含む市内各地の妖怪に関連したスポットを巡るデジタルスタンプラリーの実施や、妖怪にまつわる講演会を開催し、本市ならではの魅力を幅広くアピールします。

◇コミュニティ・共創
・〈拡充〉ボッパルト市友好親善使節団の受入・青梅市友好親善使節団の派遣…1,503万円
ドイツ・ボッパルト市との姉妹都市提携60周年を迎え、記念使節団の受入・派遣等の事業を行います。
・〈新規〉戦後80年記録映像制作…100万円
戦後80年の節目の年に、戦争体験者へのインタビューや関連資料を記録映像として後世へ残します。

■令和7年度当初予算
◇各会計別予算
令和7年度予算は、「第7次青梅市総合長期計画」に掲げる将来像「美しい山と渓谷に抱かれ、東京に暮らす青梅」ならびに3つの基本理念「豊かな自然と都市機能が調和した持続可能なまち」、「多様性を認め合い、みんなが健やかに暮らせるまち」、「歴史と文化を継承し、人も産業も育むまち」の実現に向けて、「総合長期計画等の推進」、「重点事業への取組」、「持続可能な行財政運営の確立」の3項目を基本方針として編成しました。

◇一般会計予算内訳 ー予算額654.5億円ー