健康 健康コラム124

■ウォーキングのすすめ
西多摩保健所

生活習慣病予防などの健康づくりのためには、適度な身体活動(※家事や通勤などの生活活動および運動を合わせた呼び方)が不可欠です。
健康と身体活動量との関係にはさまざまな調査がありますが、1日当たり約10分の身体活動を増やすことで生活習慣病発症や死亡リスクが約3%低下すると推測されます(厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」より)。そこで、手軽にできるのが、ウォーキングです。ウォーキングには、生活習慣病予防、リラックス効果、身体機能の向上などさまざまな効能があります。国では1日当たりの歩数として8,000歩を推奨していますが、現状では1日8,000歩以上の歩行を達成している都民(20歳~64歳)は、男性で約4割、女性で約3割にとどまっています。
都では、ウォーキングのコツや区市町村ごとのウォーキングマップを公開しており、青梅市内の11コースも紹介しています。運動の機会や時間をつくるのが難しい方に向けた短いコースもありますので、ぜひご覧ください。
歩きやすい季節ですが、だんだんと気温が高くなってくる時期なので、水分補給を忘れずに、体温調節のしやすい服装でお出かけください。お気に入りのウォーキングウェアを着て歩いてみるのもよいですね。市内には、高低差の少ない市街地や山沿い、多摩川流域等などの自然豊かな場所まで、ウォーキングに適した魅力的なスポットが多くあります。また、青梅市では、歩数を記録できる健康アプリ「うめPON」を開始しています。お気に入りのウォーキングコースを決めて歩いてみませんか?

問合せ:健康センター
【電話】23-2191