くらし 令和7年度から対象が拡大 補助制度を活用して住まいの耐震化を
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- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都小平市
- 広報紙名 : 市報こだいら 令和7年6月5日号
建物に甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災から30年が経過し、この間にも東日本大震災、熊本地震、能登半島地震など、日本各地で大地震による建物被害が発生しています。
今後30年の間に約7割の確率で発生すると言われている首都直下地震では、市内だけで、全壊962棟、半壊2,955棟の被害が想定されています。
対象となる木造住宅にお住まいの方は、耐震診断・改修などの補助制度を活用し、家族と自分の命や財産を守りましょう。
■耐震化の進め方と補助制度
◇建築基準法における耐震基準の変遷
※耐震診断の補助には要件があります。詳しくは、小平市ホームページ(ID32273)をご覧になるか、お問い合わせください。
※耐震改修と除却の補助には要件があります。詳しくは、小平市ホームページ(ID8918)をご覧になるか、お問い合わせください。
■道路に面する高さ1m以上の危険なブロック塀などの撤去・改修費用を補助
事前に市職員が訪問し、補助の対象になるか、現在の塀の状況を確認します。
◇撤去 危険なブロック塀などを撤去する工事
令和7年度から増額
補助額:
・撤去する塀の長さ1mあたり15,000円
・撤去費用の9割
少ない方の額(上限30万円)
対象:危険なブロック塀・石塀・レンガ塀ほか
◇改修 撤去後に軽量なフェンスなどを築造する工事
補助額:
・築造する長さ1mあたり30,000円
・築造費用
少ない方の額の5割(上限30万円)
対象:
フェンスなどは高さ2m以下
ブロック塀は高さ60cm以下
※万年塀、RC造の塀などは対象外。
詳しくは、小平市ホームページ(ID9493)をご覧になるか、お問い合わせください。
■ご相談ください
◇建築士による木造住宅無料耐震相談会
木造住宅の耐震性に関する不安や疑問を、専門的な知識のある建築士に相談ができる無料相談会を年4回実施しています。
今後の開催予定日や申込期間などは、市報こだいらや小平市ホームページ(ID104542)に掲載します。
◇市職員による訪問相談
耐震化補助制度の詳しい内容について、市職員が自宅に訪問し、相談を受けます。ご希望の方は、お問い合わせください。
◇デリバリーこだいら なるほど出前講座
自治会などの集まりに市職員が出向き、倒壊模型による耐震実演や耐震化のポイント、補助制度の説明をします。ご希望の方は、お問い合わせください。
問合せ:建築指導課
【電話】042-312-1145