くらし 市長コラム 多摩の風 第131回
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- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都多摩市
- 広報紙名 : たま広報 令和7年4月1日号
■「ぼく」と王子との出会い
「おとなは、だれも、はじめは子どもだった」サン・テグジュペリの「星の王子さま」冒頭に書かれた一文です。
皆さんは子どもだったころのことを覚えていますか。私の両親は仕事も忙しく私が生まれたころ、電信柱に貼ってあった家政婦派遣事務所に電話して、私の子守をお願いしたそうです。
昭和30年代でトイレや炊事場も共同利用のアパートでの暮しをおぼろげに覚えています。
昔も今も、子育ては孤立しがちです。多摩市では、何かできないかと令和6年4月から「こども誰でも通園事業」を開始し、この4月から市内の幼稚園・保育園などの13園に順次拡大していきます。
対象となるのは生後6カ月から満3歳未満までのお子さんですが、「姉が通っている幼稚園行事の時など下の子を預かっていただき助かりました」「とてもありがたい制度。通院やリフレッシュの際に利用している。何かあったら預け先があるというのは余裕が生まれる」など、多くの感謝の言葉をいただいています。申請はネットで。
また、子ども(15歳以下)が「急に熱を出した」「熱は無いけどお腹が痛い」などの時、多摩市には年中無休で対応する「こども準夜診療所」が聖蹟桜ヶ丘の健康センターにあります。午後7時から9時45分まで。事前にお電話を。
「星の王子さま」に描かれる「ぼく」と小惑星からやってきた王子との出会い。幼稚園や保育園で先生や友だちと出会うのも「ぼく」の成長かも。
(多摩市長 阿部裕行)