くらし 〔まちのわだい〕大島公園だより No.143「フラミンゴの切羽(せっぱ)」

正門を入ってすぐ右に来園者が中に入って飛び交う鳥などを観察できる、ウォークスルー形式になっている大きなケージがあります。フライングケージと呼ばれるこの中には現在13種類の鳥類とパルマワラビーというカンガルーの仲間を見ることが出来ます。13種類の鳥の中で存在感があるのがヨーロッパフラミンゴではないでしょうか。このフラミンゴ、本来は飛べる鳥ですがフライングケージ内では怪我をしないように、片方の翼の一部の羽を切って、飛べなくしています。これを「切羽(せっぱ)」と言います。髪の毛を切るような感じなので傷みはありません。片方の翼だけ切ることでバランスが悪くなり飛べなくなります。暑くなる前の6月に健康診断もかねて実施しました。次は12月に実施予定です。