くらし 新春のご挨拶
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- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県横浜市
- 広報紙名 : 広報よこはま 令和7年1月号
あけましておめでとうございます。市民の皆様が新たな年を迎えられましたことを、心よりお喜び申し上げます。
一昨年の子どもの医療費の無料化に続き、昨年は、出産費用・妊婦健診費用の独自助成、小学校の夏休み中の昼食提供、保育園への紙おむつなどの持参が不要なサブスクサービスを開始しました。いよいよ来年4月から開始となる中学校での全員給食に向けた準備も進んでいます。がん検診の無料化(65歳時点)、今年1月からの精密検査の無料化(70歳以上)をはじめ、総合的ながん対策にも取り組んでいます。今後も、更なる子育て支援の充実をはじめ、あらゆる世代が暮らしやすくなるための施策を充実させていきます。
今年は、市民の皆様に「出かけやすくなった」、「移動が便利になった」と思っていただけるよう、地域交通の拡充に本格的に着手します。また、公園や学校のトイレの洋式化や学校体育館の空調整備など、市民の皆様からの改善要望が多かった身近な環境の整備を大幅に加速させます。
そして、大規模地震の被害から市民の皆様をお守りするため、抜本的な対策に乗り出します。誰もが安心して避難生活を送ることができるよう備蓄品を大幅に充実させるほか、物資輸送や救援活動の要となる横浜市初の広域防災拠点を整備するなど、徹底的に「市民目線」に立った取組で災害対策を大幅に強化します。
環境と共生し、市民の皆様と共につくる「環共」がテーマの国際博覧会「GREEN×EXPO2027」まであと2年あまり。進捗する会場計画などについてタイムリーにお伝えし、市民の皆様とご一緒に、開催への機運を益々高めていきます。
今年も、市民の皆様の「声」を第一に、誰もが安心して暮らせるまちの実現に向けて、力を尽くしてまいります。
横浜市長 山中竹春