- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県横浜市
- 広報紙名 : 広報よこはま 令和7年5月号
海、港、緑、歴史、地域、人々、さまざまな魅力を持つ都市横浜。この街の彩りを「よこはま彩発見」としてお届けします。
今回は、開園60周年を迎えるこどもの国(青葉区ほか)からです。
ウェブ版では抽選で読者プレゼントあり
さらに詳しい話はこちら
※本紙掲載の二次元コード参照
■開園60周年記念の楽しいイベントが盛りだくさん!~こどもの国
こどもの国協会 常務理事兼園長 秋保 尚志
横浜市の北西部にある「こどもの国」をご存じですか。
丘陵地帯に広がる約100haの自然公園・遊戯施設で、5月5日に開園60周年となります。
1959(昭和34)年の皇太子殿下(現上皇陛下)ご結婚の際に、当時、初めて一般家庭から皇太子妃が誕生することになり、大きな祝福の声が沸き起こりました。
国民からのお祝い金が宮内庁に寄せられ、その使い道について両殿下が「子どものためになる施設を」との意向を示されたのをきっかけに、お祝い金や企業の寄付や国費などをもとに建設が始まり、1965(昭和40)年のこどもの日に開園しました。
元は旧陸軍の弾薬庫などがあった場所で、戦後は米軍に接収されていましたが、こどもの国建設を機に返還されました。
自然を活かした地形に牧場や、ボート、自転車などさまざまな遊具を配置し、夏はプール、冬はアイススケートなどの遊びができる児童厚生施設として運営しています。
これまでに5000万人近い方々にご来場いただきました。
今年は、60周年特別行事として、「思い出の遊具」写真展を開催中のほか、高校生による「思い出吹奏楽」(5月)、小中学生による「ダンスフェスティバル」(6月)、「三世代大運動会」(10月)、幼児向けステージショー(同)など楽しい企画を予定。
定例行事を含め詳細はウェブサイトでご確認いただき、ぜひ遊びにお越しください。
◇こどもの国(有料)
交通:こどもの国線「こどもの国」駅下車、徒歩3分。駐車場(有料)もあり。
休園日:水曜日(水曜が祝日の場合は開園)、12月31日、1月1日
問合せ:こどもの国協会
【電話】045-961-2111【FAX】045-962-1366