くらし できていますか?風水害への備え

これから集中豪雨や台風などの風水害が起きやすい季節を迎えます。突発的に起こる地震と違い、風水害は基本的に事前に予測できるため、発生する前に備えることができます。いざという時に自分や家族の身を守るため、あらかじめ避難方法を想定し、備蓄品等を用意しておきましょう。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
11 住み続けられるまちづくりを
13 気候変動に具体的な対策を

■まずはハザードマップで避難方法を確認!
市ホームページで確認できるほか、区役所でも配布しています。

▽自宅が洪水・内水の浸水想定区域や土砂災害警戒区域に入っているかどうかをチェック
川崎市洪水ハザードマップ(幸区版)
内水ハザードマップ(幸区版)
土砂災害ハザードマップ(幸区・中原区)

内水氾濫とは…下水道などの施設で雨水が排水できなくなり、市街地が浸水する現象です。

■洪水・内水の浸水想定区域や土砂災害警戒区域に入っている場合
▽自宅以外へ避難
安全な場所に親戚や知人宅などがある場合は事前に避難することを相談しておきましょう。また、ホテルなどを予約して避難することも併せて検討しましょう。

▽避難所へ避難
持ち出し品を早めに用意し、動きやすい服装で避難しましょう。
避難所の備蓄物資は、地震で家屋が全壊するなどして、自宅から物資を持ち出せなかった人が対象です。そのため、風水害時には原則、食料や水、毛布などは提供されませんのでご注意を!

浸水の深さが建物の最上階の床の高さを上回らない地域に住んでいる場合は垂直避難(自宅の上階への移動)も可能です。

▽ペットの避難について
避難所での避難スペースはペットと別々になりますが、ケージに入れることを原則として同行避難が可能です。風水害は事前に予測できることから知人宅、ペットホテルなど預け先についても検討しておきましょう。

▽持ち出し品を用意
いざという時、すぐに持ち出せるようまとめておきましょう。
飲料水 非常食(おにぎりやパンなど) 救急セット いつも服用している薬
歯ブラシ、口腔ケア用品 生理用品 現金 電池 懐中電灯
携帯トイレ モバイルバッテリー 時計 ウエットティッシュ ゴミ袋
上着(防寒着) タオル 着替え スリッパ

あくまで一例です。各家庭の事情に合わせたものを用意しましょう。

■洪水・内水の浸水想定区域や土砂災害警戒区域に入っていない場合
▽屋内待機
浸水しない場合や土砂災害の危険がない場合は基本的には、屋内待機をお願いします。

■いずれの場合も…
▽備蓄品を用意
食料・水・携帯トイレのほか、乳幼児・高齢者・ペットなど家族構成に応じた備えや、電気・水道・ガスの供給停止も想定し、日頃から必要なものを用意しましょう。

▽地震の際の備蓄品を参考にしましょう。
防災啓発広報紙「備える。かわさき」
市ホームページで確認できるほか、区役所でも配布しています。

問い合わせ:区役所危機管理担当
【電話】044-556-6610【FAX】044-555-3130