- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県海老名市
- 広報紙名 : 広報えびな 令和6年12月1日号
■第36回公園・伝承/国分八景公園と龍峰寺八景詩
国分八景公園は、海老名小学校南側にあった「八幡坂(はちまんざか)」の高低差を利用し、平成8(1996)年に整備された。大山と富士山、丹沢の山々、眼下に海老名を一望できる高台からの眺望は今も昔も変わらない。
元禄5(1692)年の春、龍峰寺がまだこの付近にあった頃、名僧鉄牛(てつぎゅう)和尚が寺に立ち寄りしばし逗留(とうりゅう)した。寺から見える景色やその時の心情を「龍峰寺八景詩」という八編の漢詩に詠んだとされ、公園名の由来となっている。園内には詩が詠まれた景色を望む位置に案内板が配置され、旧観をしのぶことができる。
▽撮影場所
国分八景公園から海老名小学校方面を撮影