くらし 【特集1】令和7年度施政方針「未来に向けたまちづくり」へ
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- 自治体名 : 神奈川県寒川町
- 広報紙名 : 広報さむかわ 2025年4月号
木村町長は、令和7年寒川町議会第2回定例会3月会議において、令和7年度の町政に対する基本的な考え方や主な施策の概要など、施政方針を述べました。
■町政に対する基本的な考え方
本年は寒川町総合計画2040第2次実施計画および第3期寒川町まち・ひと・しごと創生総合戦略のスタートの年であります。
寒川町総合計画2040の基本構想においては、「町民と町が協働するまちづくり」をまちづくりの理念とし、まちの将来像を「つながる力で新化するまち」と位置付けております。その実現のため、本年度から令和10年度までの4年間を計画期間とする第2次実施計画では、各施策・事務事業の具体的な取り組みを定め、選択と集中の考えのもとスピード感を持った町政運営に努めてまいります。
また、まち・ひと・しごと創生総合戦略については、少子高齢化・人口減少への対応が依然として課題であります。第3期では、地域ビジョンや町ブランドを設定し、町の魅力や個性を生かした地域課題の解決をめざすため、持続可能な地域経済の実現に向けた中小企業支援をはじめ、町の認知度向上や関係人口の獲得、結婚を希望する人への支援、子育て世帯のゆとりの創出や魅力ある教育環境の充実のほか、デジタル技術の活用といった新たな視点も取り入れながら進めてまいります。
これらの取り組みを進めるにあたりまして、多様化・複雑化する町民ニーズを的確に把握し、その本質を見極めながら適時適切な政策の構築と、効果的かつ効率的な課題解決を可能とする行政組織にあらためます。
■令和7年度の主な取り組み(総合計画における基本目標別)
▽まちづくりの原動力となるひとづくり
・サマースクールの実施
・中学生の英語検定3級の受験に対する検定料補助
・ストリートスポーツパークの設置に向けた検討
▽生涯にわたって自分らしく暮らせるまちづくり
・健康管理センター代替施設の着工
・加齢に伴い聴力低下となるヒアリングフレイルの周知
▽こころ穏やかに暮らせるまちづくり
・耐震シェルター等の設置に対する補助
・ごみ・資源物の収集方法の変更
▽安全・安心に暮らせるまちづくり
・自主防災組織が災害時に効果的な活動ができるよう、資機材等への補助
・デジタル避難訓練の実施
・消防署宮山出張所の整備
▽時代に最適化したにぎわいのあるまちづくり
・コミュニティバスの高齢者対象割引制度の導入を検討
・ツインシティ倉見地区における県との共同調査および関係権利者向け説明会・勉強会等の開催
・寒川版デジタル地域通貨「さむかわPay」の活用
▽まちづくりのための基盤づくり
・自治会加入促進の取り組み
・『「高座」のこころ。』の推進による選ばれ続けるまちづくり
・行政オンライン手続きの新規発掘や利用拡大による町民の利便性向上
問合せ:企画政策課 企画マーケティング担当